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杏子 を読んで

64回芥川賞 古井由吉作
もうだいぶ前に買ってその時に読んで、最近になって往復約2時間の車中で読んで、引き込まれるようにその中に入り込んでいた。

解説から、
世界をどのように感じどのような姿勢でそこに生きるか、現実を確実・絶対的なものとして把握することの不可能を知っているふたり。錯覚し幻想しつつそれにひきずられながら生きざるを得ないことを意識している者たちが同行者を見つけ出し、生きることを試みようとする、、

とても奥深いむずかしいテーマが語られている。
もう一つまた違う人生を見て驚きのようなものに誘われた。

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