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したつもり

朝日新聞朝刊の天声人語から

「したつもり」 になるだけで旅は心をほぐす。紀行作家の故宮脇俊三さんは、出版社に勤め始めた頃、時刻表を思い浮かべて退屈をしのいだという。
「乗る」のは特急つばめである。東京発9時ー大阪着17時と勤務時間にぴったり重なっていた。11時32分静岡通過、ぼちぼち食堂車に行くか、15時23分米原発車、希望の明かりがみえてきたと新入社員は白昼夢に遊んだ。

始めの方の文章だけれど、これを読んで、私も同じだ~と。
折込チラシによく入っている、不動産の住宅広告に書いてある売り出物件の家の間取り図を眺めて、ここに窓(たとえば)があって自分がその部屋にいることのイメージをすぐ浮かべてしまう。こう使い方をするとか、ピアノをこの部屋に置いてとか、、、などなど、思うのが大好き。
地図もいつまでもみていて飽きない。この道と通じているこっちからの道を歩いて行くとここに来てとか、現場にいるみたいに楽しくてならない。

天声人語は「国内カタログ」を繰りつつ思う。春に発つなら東北にしよう。、、、と。

私も夢想するカタログから、そこ限りの味や景色に出会いに行こう、暖かくなるからね~

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