因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

因幡屋3月のおしばい

2013-03-04 | お知らせ

 春いちばんでぽかぽか陽気の翌日は強風が吹き荒れて真冬の寒さに逆戻り。あさっての気温は20度になるそうな。立春、雨水をすぎ啓蟄はもうすぐ。春浅し、春寒、仲春と、季語の意味を調べるだけで俳句にできないまま、どんどん過ぎてゆく。

日本演出家協会 若手演出家コンクール2012より、つぎの2本を予定。
 劇団チョコレートケーキ/日澤雄介演出 古川健作(1)『親愛なる我が総統』
 劇団印象/鈴木アツト作・演出『青鬼』(1,2,3,4 5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16
 同コンクールをみるのはおととしの2010年度上演以来になる。
ハイブリットハイジ座 2都市ツアー公演『ジャパニーズ・ジャンキーズ・テンプル』
 おうさか学生演劇祭vol.6参加作品(3月16~17日@芸術創造館)に先立つ東京公演は、シアター風姿花伝が開館10周年を迎えるにあたり、プロを目指す期待の学生劇団を「明日のカンパニー」として全面的にサポートする。
月刊「根本宗子」第7号『今、出来る、精一杯』
 ずっと気になっていたが機会をつくれずにいた劇団だ。
*第十六回みつわ会公演 久保田万太郎作品其の二十三(1,2
 今年も久保田万太郎の季節がやってきた。『雨空』と『三の酉』の2本立てだ。お天気がよければ品川から歩いて、となりの図書館でひとやすみしよう。
 月末は文学座自主企画公演 久保田万太郎の世界第十回 こちらは『わかれ道』と『通り雨』(1,2)。
ソラリネ。#6『僕たちの町は一カ月後ダムに沈む』
 ひとつの脚本(佐藤秀一作)を3人の演出家で連続上演する企画で、13日~31日まで上野ストアハウスで行われる。オクムラ宅の奥村拓のATypeが先陣を切り、加藤真紀子のBType、福地慎太郎(FLIPLIP)のCTypeが続く。それぞれに空ちーむ、鈴ちーむのキャストがあるため、合計6タイプの舞台が楽しめることになる。
名取事務所公演 現代英米演劇連続上演シリーズ第1作『ピローマン』
 マーティン・マクドナー作、小川絵梨子演出、さらに年明けJacrow『パブリック・リレーションズ』の怪演が記憶にあざやかな寺十吾の出演がおおいに楽しみ。

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