因幡屋ぶろぐ

劇評かわら版「因幡屋通信」主宰
宮本起代子による幸せの観劇記録。
舞台の印象をより的確により豊かに記せますよう・・・

因幡屋の4月おわりから5月

2012-04-25 | お知らせ

 冷え込んだかと思ったら真夏日に、夜更けの雷雨に明け方の地震。えびす組劇場見聞録は校正に、因幡屋通信はレイアウト作業にはいりました。
 4月末から5月の予定をお知らせいたします。
サンプル(1注:松井周演出担当,2)『自慢の息子』2010年第55回岸田國士戯曲賞を受賞した松井周の出世作が再演の運びとなった。今月はじめに名古屋で開幕し、6都市を巡演する。
*劇団文化座『兄いもうと』(1,2) 文化座の公演が自分にとってなくてはならないものになりつつある。さまざまなものが激しく変化する世にあって、変わらないものの力強さと美しさを再認識するために。
studio salt(スタジオソルト)第17回公演『八OO中心』1,2,3,4,5,6,6`,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16) タイトルは「はちまるまるちゅうしん」と読む。会場は横浜中華街の三友総合食材の4階だそう。昨年の『ヨコハマアパートメント』に続いて、劇場いがいの場所で週末だけの公演を4週間おこなうもの。芝居そのものはもちろんだが、ビフォアやアフターの中華街歩きに早くもそわそわと。
*演劇集団円 For Kids「久保田万太郎の児童劇を読む」より『北風のくれたテーブルかけ』
「浜崎ゆう子の幻想的な影絵の世界」と題して、オスカー・ワイルドの『幸福の王子』と日本民話の『ねずみの嫁入り』が同時上映される。こちらもアフターの浅草散策で気もそぞろ。
 久保田万太郎作品は大好きだが(このさい整理をしておこう。劇団新派1 みつわ会1,2 文学座有志自主企画公演1,2 その他1,2)、数年前に『かうして豆は煮えました』という児童劇?をみて仰天した記憶がある。さて今回は?
*JACROW×elePHANTMOON『闇言』
 JACROWの中村暢明(1,2,3,4,5,6)とelePHANTMOONのマキタカズオミ(1,2,3,4,5,6,7)
が2作ずつ合計4作を連続上演する。
*新国立劇場小劇場『負傷者16人』
 2004年ニューヨーク・ブロードウェイで初演された作品が日本初演となる。今週月曜日に初日を開けた。出演者のひとり東風万智子があの「真中瞳」とは。昨年『深夜食堂2』・「肉じゃが」で結婚詐欺師を演じていた。
*文学座5・6月アトリエの会『ナシャ・クラサ』 
 こちらも整理しておきましょう。ブログに記事のあるアトリエ公演はこちら→(1,2,3,4,5,)
 ほかにシンポジウムなども。ブログに書かなかったけれども2007年12月の『かどで』は好きだったな。
*シアターコクーン『シダの群れ 純情巡礼編』
 チケットがとれないとあきらめていたが、友人の友人代理で幸運にも観劇がかなうことになった。主演の堤真一はもちろんだが、『深夜食堂2』・「煮こごり」の回に出演の清水優、大河ドラマ『江』で豊臣秀頼役が清新だった太賀が楽しみだ。

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