気温がぐんぐんあがり、もうそろそろ扇風機を出さねばならない。暑いのは閉口だが、洗濯ものがよく乾くのは気持ちがいい。
句会の兼題は、演劇人の会がジェイムス・ジョイスがらみで?英国演劇ご専門の大学の先生から、「ビール」(意味がよくわかっていない)、5月の句会で最高得点句を出した能がご専門の、こちらも大学の先生からの「単衣」(ひとえ)の出題。困ったな。
金星句会は「羽抜鶏」と「梅雨寒」で、非常にマニアックなのとそうでないのとが極端だ。そしてその前に、一泊二日の合宿鍛練句会が待っている。困っている場合ではない、事前投句10句の締切はもうすぐです。
*六月大歌舞伎
右肩の手術でおやすみしていた十五代目片岡仁左衛門が舞踊劇「お祭り」で復帰する。そう考えただけで憂鬱な梅雨空もさわやかな青空に変わる。ほんとうに嬉しい。
*加藤健一事務所 vol.89『請願~核なき世界~』(1,2,3,4,5,6)
本作は新国立劇場小劇場で鈴木瑞穂、草笛光子版をみたが、あまり記憶には・・・。今回は三田和代が共演する。
*梅田芸術劇場主催公演 デヴィッド・ルヴォー演出 『昔の日々』 ルヴォー演出舞台の記事(1,2)
ルヴォー演出のハロルド・ピンター作品をみるのは、1993年の『背信』以来か。翻訳は谷賢一。日生劇場という大きな劇場でのピンターというのに不安も。
*劇団チョコレートケーキ第24回公演『サラエヴォの黒い手』(1,2,3,4,5)
昨年あたりから注目度が急激に高くなった「劇チョコ」の最新作だ。5/29朝日新聞夕刊に掲載の記事によれば、劇団結成10年めの2009年に、それまで作・演出を担当していた劇団員が退団したためにあわや解散の危機に。窮余の一作で俳優の古川健が脚本を書いたのだそうだ。自分が劇チョコをみるようになったのは、その翌年2010年秋からだ。
*鵺的第八回公演『毒婦二景』(1,2,3,4,5,6,7,8)
昭和の毒婦といえば阿部定。公演チラシに「誰モ見タコトナイ『阿部定』ガ二人」とある通り、岡田あがさとハマカワフミエがそれぞれ定を演じる長編2本が交互上演される。
*劇団民藝公演『白い夜の宴』 (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12)
演出の丹野郁弓さん(1,2)から、「タイトルの通り、夜にみていただきたい」とアドバイスあり、素直に従います。
*ミナモザ第15回公演『WILCO』 (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20)
タイトルは「Will comply」の略で、「了解、命令を実行します」という軍事無線用語とのことだ。憲法改正や集団的自衛権をめぐって、日本が戦争のできる国に近づきつつあるいま、瀬戸山美咲が描く“「戦争」を「本能」まで引きずり下ろす「物語」”(公演チラシより)。
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