大乗仏教の代表的なお経と言えば、般若心経。
だいたい、どの宗派でも唱えると思います。
中国の禅寺は、かなりスローなテンポで、鳴り物入れながらゆっくり唱えます。
日本でも、曹洞宗や臨済宗は、比較的ゆっくり唱えます。
曹洞宗の法事とかに参列すると、
「まかー・・・はんにゃー・・・はらみったーーー・・・しんーーーぎょうーーおぉぉぉぉぉ・・・」
「かーーんーーじーーざーーいーーーぼーーーさーーー」と、スローなテンポで唱えるので、ついていくのに苦労しました。(曹洞宗さんは、参列者誰彼問わず、経本配って全員に唱えさせます。「まず・・・何ページの修証義の何ページから」・・・とか。
蔵王堂 (元は天台宗。今は金峯山修験本宗総本山) は、走る様に力強く唱えていました。
「かんじーざいぼーさーぎょうじんはんにゃーはらみったー」と言う風に。
真言宗は、回向では、ややゆっくり、護摩とか祈祷では、走る様に、太鼓を入れながら唱えたりします。
般若心経の「空 (くう) 」の教えは、お釈迦様の仏教の基本の一つです。
ではまた。
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