タツノヒノエ

神仏への道-神社仏閣巡りから、古代の神々との出会い

東大寺と空海・・・

2022-09-25 07:43:03 | 神社仏閣 神仏 御神霊 ウカノミタマ女神 ニギハヤヒノミコト 

あまり知られていない、奈良の大仏で有名な東大寺と空海の関係。

華厳宗大本山である東大寺にも密教は伝わっています。弘法大師・空海は東大寺の別当をしていたことがあるのです。

東大寺友の会パンフより、

「空海は若い時代を奈良で過ごした。 (中略)   空海は唐から帰国し真言宗を興したが、金剛峯寺や東寺の造営に携わるかたわら東大寺の別当を務め、東大寺に真言院を創立するなど東大寺と深い縁を結んでいた。・・・・・真言宗と南都との関連は大安寺や西大寺など他寺にも波及し、南都の寺院は広く真言宗と深い関りを持つに至り、それは今日に続いている」

「満月の心 お大師さまと東大寺

真言宗開祖弘法大師空海は、若かりし頃奈良に学び、東大寺別当を務めたといわれます。大仏殿参籠の折に大日経の夢告を得、修二会に関わる話も伝わっています。一般にはあまり知られていませんが、東大寺真言院にもお祀りされています」

・・・「別当 (べっとう) 」とは、簡単に言えば、寺ならば「住職」に相当します。現代風に言えば、管長。

ウィキより、

東大寺興福寺四天王寺などの諸大寺で、寺務を統括する長官に相当する僧職。ただし、寺院によっては「別当」以外の役職名を用いているものもあった。延暦寺の「座主」、東寺の「長者」などはその典型である。また、公卿など僧侶ではない者が別当に就任した場合には「俗別当 (ぞくべっとう)」と呼ぶ。

仏教に関する公的機関である僧綱の一員としての資格を持つ者が有力な官寺の長を兼ねた場合には某寺別当と称せられ、その寺の三綱(上座・寺主・都維那)などを統轄指揮して仏法の振興・伽藍などの施設の修繕など寺院の経営などにあたった。」

ではまた。

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