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健さん、そろそろ

2005年02月13日 11時27分15秒 | 高倉健
高倉健さんが『ホタル』を最後に映画・TVドラマに出なくなってすでに5年が経ちます。もうそろそろ何かに出てほしいなと願っているのは、ゴウ先生だけではないと思います。

確かに、昨年丸山健二の『鉛のバラ』という単行本の中に収められた写真で最近のお姿を拝見できましたが、それだけでは寂しすぎます。(この本については、また今度。)

そこでゴウ先生からのお願いです。

日露戦争勝利から100年です。ここいらでもう一度健さんに軍服を着てもらうわけにはいかんでしょうか。

1980年に作られた『二百三高地』という映画において、脚本家の笠原和夫さんは乃木希典役を健さんに依頼したそうですが、健さんはあっさり断ったらしいのです。笠原さん曰く、健さんはジイさんの役が嫌いだったとか。

二百三高地

東映

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いやあ、確かに1980年頃といえば、健さんにとっては重要な映画が目白押しです。『幸福の黄色いハンカチ』(1977年)、『冬の華』(1978年)、『野生の証明』(1978年)、『動乱』(1979年)、『遥かなる山の呼び声』(1979年)、そして大傑作『駅STATION』(1981年)と続きます。『八甲田山』(1977年)で着た明治の軍服をもう一度着る必然性は、たとえ大将のそれとはいえ、ないでしょう。

その結果、乃木希典役は仲代達也に行きます。丹波哲郎が児玉源太郎をやっているのですから、もし健さんが乃木役をやっていれば、1960年代の東映映画(『ジャコ万と鉄』を見よ)を髣髴させる組み合わせができていたのですが・・・。

しかし、あれから25年経ちました。健さんも70歳をとうに越えられたわけです。もうこだわりを捨てて、日本が輝いていたあの時を再現してもらえればと願います。そうしないと、『ホタル』のメッセージもいらぬ解釈を招きかねません(この微妙な言い回しについても、また今度)。

ただし、脚本はやはり大幅に変えてもらわないと。ゴウ先生としては、健さんには児玉源太郎大将を演じてもらいたいので、このリメイクは児玉を主役に据えるものでなければなりません。やはり旅順攻略でああいう大量の犠牲を出した乃木将軍を主役ではいかんでしょう。

そして監督は、やっぱり『プライベート・ライアン』のオマハ・ビーチ場面の演出力を買って、スティーブン・スピルバーグに依頼したいところです。

実は、一昨日までは『コールド・マウンテン』のアンソニー・ミンゲラがベストかと思っていたのでありましたが、昨日INDECの定期上映会で『プライベート・ライアン』を見たら気が変わりました。やっぱり旅順攻略作戦はノルマンディー上陸作戦ですからね。

監督スピルバーグ、主演高倉健。見たいですよね、この組み合わせ。

さあて、後の配役と脚本家を含めたスタッフはどうしましょう。それでは、また次の機会に・・・。
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