夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

スコセッシ監督、遠藤周作原作の『沈黙』の撮影を台湾で行うことに決定

2014年02月22日 08時07分56秒 | 映画ニュース

『沈黙』という傑作が、どうして日本以外で撮影されるのでしょう。日本の当局ならびに映画コミッションは、反省すべきです。

**********

渡辺謙出演、スコセッシ監督が手がける遠藤周作『沈黙』映画化は台湾で撮影予定(クランクイン!) - goo ニュース

2014年2月22日(土)07:00

 レオナルド・ディカプリオと5度目のタッグを組んだ『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でアカデミー賞監督賞にノミネートされているマーティン・スコセッシ監督は、遠藤周作原作『沈黙』の映画化で台湾での撮影を予定しているようだ。

 遠藤周作が1966年に発表した小説『沈黙』は、キリスト教信者が弾圧されていた江戸時代初期の長崎にやってきたポルトガル人宣教師の苦悩を描く。

 The Wrapによると、スコセッシ監督はアン・リー監督が2度目のアカデミー賞監督賞を受賞した『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(13)を台湾で製作したことに影響を受けたという。

  スコセッシ監督は『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のプロモーションのために来日した後、少人数の製作チームと共に今年2月に台湾入りし、台北、台 中、花蓮を巡りロケ場所探しを決行。日本よりも台湾で撮影する方がストレスが少ないと感じたという。現地の台北フィルムコミッションの代表は「全て台湾で 撮ってほしい」と歓迎し、夏頃に撮影が開始される予定だと話しているそうだ。またスコセッシ監督はリー監督とも対話し、リー監督から個人的に推薦されたと 話しているとのこと。

 スコセッシ監督が本作の映画化をプロダクション側と合意してから再三にわたり製作を延期し、訴えられたという話があったが、ここにきてようやく着手の目処がつきそうだ。

  キャスティングに関しては『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールドが主人公となる宣教師ロドリゴ役、渡辺謙がロドリゴの 通訳の日本人役に決定した他、イッセー尾形、『96時間』(09)のリーアム・ニーソン、人気海外ドラマ『Girls(原題)』で注目を浴びるアダム・ド ライバーが出演すると伝えられている。

リーアム・ニーソン、スコセッシ監督×遠藤周作原作「沈黙」映画化に参加(映画.com) - goo ニュース

2014年2月5日(水)11:07

 マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の長編小説「沈黙」を映画化する「サイレンス(原題)」に、リーアム・ニーソンの出演が決定したと米Deadlineが報じた。

  スコセッシ監督が長年にわたり温めてきた念願の企画で、主人公の宣教師ロドリゴを「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールドが演じ る。ニーソンの役どころは不明。ほか、ロドリゴの日本人通訳役の渡辺謙、イッセー尾形、アダム・ドライバーらが共演し、今年後半の台湾でのクランクインを 目指している。

 ニーソンは、スコセッシ監督とは2002年の「ギャング・オブ・ニューヨーク」、渡辺とは2005年の「バットマン ビギンズ」以来のタッグとなる。

 遠藤の代表作「沈黙」は、キリシタン禁制が敷かれた17世紀の日本を舞台に、ポルトガル人司祭の苦悩を描く。

 スコセッシ監督の最新作「ウルフ・オブ・ウォールストリート」は公開中。

**********

スコセッシが「日本よりも台湾で撮影する方がストレスが少ない」というのは、コスト、ロケ地、スタッフの能力の高さ等で判断してのことでしょう。長崎県は、全県あげて誘致活動すべきでした。日本政府も、援助すべきだったのです。こうして“Japan Passing”が進みます。

映画に対してもっと寛大な措置を日本は取れるようになるのは、いつの日か。寂しさを隠せません。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アメリカ人の9割は、スモーカ... | トップ | 米薬局チェーン最大手のウォ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画ニュース」カテゴリの最新記事