このバージョンを観た人は、貴重な体験をしたとおもうべきではないでしょうか。
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「この世界の片隅に」あれ?完成版と違う…客指摘で発覚
朝日新聞 2017年2月19日20時48分
ヒット中のアニメ映画「この世界の片隅に」(片渕須直監督)を上映している青森市の映画館で、配給元の手違いのため、約1カ月半にわたって最終完成前のバージョンが上映されていたことがわかった。完成版との違いは背景の一部や色合いの違いなど。別の映画館などで9回鑑賞したファンが気付いたという。
最終完成前のバージョンは、青森市古川1丁目の映画館「シネマディクト」で、昨年12月30日から今年2月14日まで上映されていた。配給元の東京テアトルによると、ストーリーはほとんど変わらないが、完成版の背景に描かれている鳥や花の絵がなかったり、エンドロールに流れる絵の数が異なっていたりした。
昨年12月17日の上映開始後、音声の不具合があったため、スペアに交換したつもりだったが、それが最終完成前のバージョンだった。9回鑑賞したというファンが別の映画館との違いを見つけ、ツイッター上で片渕監督に「違うバージョンもあるのはなぜですか」と質問して発覚。最終完成前バージョンが配られたのは全国で同館だけという。
東京テアトルは17日に公式ホームページ上で事情を説明し、「今後二度とないよう細心の注意をはらってまいります」と陳謝した。
同映画館で最終完成前バージョンを鑑賞した人は、上映終了の3月17日までに同館の窓口で申し出れば、無料で鑑賞できる。半券があれば、3月末まで配給元が返金に応じるという。返金の問い合わせは東京テアトル(03・3355・1013)へ。(山本知佳)
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それにしても、よく気づけたものです。9回観た。なるほど。確かに、いい映画ですが(貧乏英語塾長の評価は、最高ランクのA+:レビューは、こちら!)、数か月で9回はとても観られません。発見した人に、脱帽です。
この最終完成前バージョン、Blu-ray Discが発売されるときには、特典でつけてもらいたいものです。ファンは、きっと喜びます。
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