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推薦図書: 本気の教育でなければ子どもは変わらない

2005年04月17日 10時43分52秒 | 推薦図書
教師というのは、教えるのが一番うまい人がなるのではなく、教わるのが一番うまい人がなるべきであるというのが、ゴウ先生の教育哲学です。謙虚でない教員など死んだ方がましなのです。ですから、ゴウ先生は常に学べる対象をアンテナにキャッチしようとしています。

そうなると、勝手にその方の弟子と名乗りたくなる師匠が出来てきます。そのお一人がこの本の著者原田隆史先生です。

本気の教育でなければ子どもは変わらない

旺文社

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3冊ある原田先生の本の中でこの本は一番古く出版されて1年半経ちますが、いまでも常にゴウ先生をインスパイアしてくれます。本文こそたまにしか読み返しませんが(ほとんど頭に入っていますから)、毎日眺める(?)箇所が8ページあります。(pp. 168, 169, 175, 177, 179, 182, 183, 188)

それは原田先生が大阪市立松虫中学校教諭時代に陸上部監督として教え子の生徒さんに実際に書き込ませた長期目標設定用紙などのコピーのページです。

実は、INDECでもこの用紙を多少変更して希望者に書かせて添削指導をしているのですが、なかなかきちんと書き込めません。慶応だ、早稲田だ、東大だという錚々たる大学出身の社会人が松虫中の中学生に負けているのです。

その度にこれは私の指導力が原田先生に劣っているためだと自戒します。週に一、二度しか顔を合わせない私塾と毎日指導できる中学校の差はあるのでしょうが、そこまできちんと書き込めさせた原田先生の指導力に頭を下げるしかありません。

この本の内容は、教員としてのバイブルのような内容ですが、教員以外の方にも上記の8ページをじっくりと眺めるだけで力がもらえると思います。

『日経アソシエ』の「行動計画マニュアル」を特集した臨時増刊号と併せて読んでもらえれば、ゴウ先生の真意をご理解いただけると思います。

ぜひ手に取ってみてください。
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7 コメント

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TBありがとうございます。 (hit)
2005-04-17 12:15:42
原田先生の明快な教育手法は、

確かに学生から社会人まで適用可能だと

一目みまして、わかりました。



やはり、もっとも大切なことは目標を明確に

して、常に意識し続けることだと思いました。



日誌も、つけれていない日々もありますので

きちんと徹底したいと自戒しております。
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書き続けます。 (IS)
2005-04-17 22:49:38
4行日記で様々なご指導頂戴しました。謙虚に淡々と書き続けることで将来の自分に繋げて参ります。

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感銘を受けました。 (セネカ)
2005-04-18 01:06:43
教師とは教わるのが一番うまい人がなるべきだとのお言葉に感銘を受けました。



教えを請うということにも上手下手があるとつくづく感じます。

ご指導を即座に行動に反映できるようになろうと思います。



さっそく注文させて頂きました。

お教えくださいました8ページに加え、全編を熟読いたしましてシート加筆の際の参考にいたします。

ご紹介有り難うございました。
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変わります (Yes!Ah!)
2005-04-18 23:02:18
4行日記を初めて半月になりますが、先生のご指導に応え切れず、変わっていない自分がおり、悔しく思います。



「行動計画マニュアル」拝見しました。素直な気持ちで自分の姿を見つめます。
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ありがとうございます (タゴ)
2005-04-20 02:28:34
原田先生のお考えがしっかりと自分のものになるまで、何度も何度も読み返したいと思います。
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勉強します (MM)
2005-04-20 23:45:52
人を指導する部分は私に欠けているところであり

紹介いただいた本を読んで勉強いたします。
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長期目標設定用紙を書いていきます! (TTG)
2005-04-22 02:21:31
なかなか長期目標設定用紙を完成しきれませんが、毎日見直していると、毎回発見があります。



推薦していただいた本もようやくAMAZONから到着いたしましたので、ご紹介いただいているページから、さっそく読んでみます。
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