東京都内の飲食店で1日、都受動喫煙防止条例に基づいて、喫煙・禁煙の標識の掲示が義務づけられる。飲食店が並ぶ中央区・日本橋では8月31日、経営者らが店頭に「禁煙」などと記されたステッカーを貼る作業などにあたった

 受動喫煙対策をめぐっては、改正健康増進法が来年4月に全面施行され、飲食店や会社などは原則、屋内禁煙となる。東京では来年、「(たばこの煙のない)スモークフリー」を掲げる五輪・パラリンピックの開催を控えており、都は同法より厳しく規制する条例を制定。1日からは標識の掲示などの規制が始まる。

 31日に「禁煙」の標識を店頭に置いた日本橋室町の日本酒バー「八海山 千年こうじや」店主の尾身修さん(44)は「増え続ける外国人客にも取り組みを伝えられる」と歓迎。ランチタイム禁煙の洋食店「レストラン桂」を営む手塚清照(きよあき)さん(42)も「禁煙のPRで、常連客以外にも来てもらえれば」と話していた。

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居酒屋は、どうなっているのでしょう。今度、時間を作って、のぞきに行きます。