夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

英語力向上に必要な「常識」とは

2005年01月21日 10時45分23秒 | 英語学習法
「常識」の話をしていました。

英語には、common senseという言い方とcommon knowledgeという言い方があります。大雑把に言えば、前者がフィーリングで分かり合える共通感覚であるのに対して、後者が理性的にアプローチできる共通知識です。ですから、外国の常識のように、なかなか感覚として受け入れられないものを頭で受け入れられたとすれば、それはcommon knowledgeを共有できたと考えるべきなんです。

当然、その土地で育っていない人にはなかなかcommon senseとしての常識を分かち合うことはできません。ゆえに、偏見や差別が生じてしまうんですが、それをベースにその土地の文化が成立していることも事実ですから、それを一概に悪者扱いするわけにはいきません。

私、ゴウ先生、も6年間アメリカに留学していました。その間、そういう意味で嫌な思いをしたことも正直あります。(また別の機会にそれについても書きたいとは思っていますが)それが現実なんです。その現実を踏まえて、コミュニケートできなければ、それは英語力がないのと同じことなんです。

というわけで、我がINDECでは「英語文化全面学習」と名付けて、TOEICやTOEFLなどの受験勉強だけではなく、英米圏の共通知識に少しでも触れてもらおうとしています。

もちろん、ゴウ先生は日本人ですし、INDECは東京にある塾ですから、直接触れるというわけにはいきません。

そこで、通常のクラスに加えて、いろいろなイベントを企画しては会員で楽しんでいます。こじんまりとした塾ですから、こうしたことができるんです。

たとえば、毎週土曜には映画を有志で見ています。年間45本以上は一緒に見ます。(どんな映画を見てきたかはまた別の機会に紹介しますね。)

この定期上映会、馬鹿にしないで下さい。INDECでは28畳の部屋(これをGump Theatreと呼んでます)で120インチのスクリーンにプロジェクター投影したDVD作品を5.1チャンネルの音響装置で見ているんですから、そんじょそこらの映画館には負けない自信があります。

『スター・ウォーズ』も『ロード・オブ・ザ・リング』もそうして全部みんなで見ました。特に後者は一日で三部作一挙に見ましたから、休憩を入れて10時間以上見終わるのにかかってしまいました。でもトールキンが書いた『指輪物語』の重要性を知っていれば、こんな企画思いつかないわけにはいきません。それがINDECなんです。

まあ、映画を見ればアメリカやイギリスが分かると言うものでもないけれど、そうして少しずつでも英米圏の常識に近づいてくれれば言うことはありません。そういう選択肢を与えることが重要なんだと思っています。

でもこんなに率が悪い指導法を採用している英語学校なんて他にはないとは思いますが・・・。

INDEC新入会員募集中!INDEC公式ホームページへどうぞ!
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 英語力を伸ばすには | トップ | 土曜日のINDEC »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございました (Mochizuki)
2005-01-22 14:45:47
『ロード・オブ・ザ・リング』の上映会に

参加させていただきましたが、

一日で見通した体験と充実感は

なかなか手に入れられないものでした。



さらに映画を観ることで10時間以上も

英語の勉強ができました。



映画館では、3本続けてみることは

不可能ですから、他では体験できない

ことでした。



3本続けて観てみると映画の違った面に

気付くことができます。



毎週の上映会を楽しみにしていますので

これからもよろしくお願い申し上げます。

返信する

コメントを投稿

英語学習法」カテゴリの最新記事