英語を話せる人なら「わかる、わかる」と思ってしまう記事です。
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世界の雑記帳:米国人がいらつく言葉、「どうでもいい」が4年連続1位=調査
毎日新聞 2012年12月28日 16時05分
[ニューヨーク 27日 ロイター] 米国人が会話の中で最もいらつく言葉を調べた米マリスト大学の調査で、「whatever」(どうでもいい)が4年連続で1位に選ばれた。
同大学は1246人の成人した米国人を対象に電話で調査を実施。その結果、32%が「whatever」が最もいらつく言葉だと答えた。2位以下は「like」(という感じ)の21%、「you know」(だよね)の17%、「just sayin'」(言ってみただけ)の10%と続く。
また調査では、年齢や地域によって結果が異なることも判明。45歳未満や北東部に住む人は「like」が特に不快だと答える一方、45歳以上の人は「you know」と答えた人が多かった。
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タイトルは忘れたのですが、子供が“whatever”を乱発するので怒り出す親が登場するアメリカ映画がありました。無責任で、投げやりな感じがするのが許せないのです。“like”や“just sayin'”も、まさにそう。アメリカでも、本心を的確にきちんと話さない人々が増えたということでしょう。
ちなみに、使い方は、何かひとしきりしゃべって、最後に捨て台詞として、“..., whatever.”、“..., like”、“..., just sayin'”と使います。まあ、覚えない方がいいかもしれません。日本語だと、「・・・、どうでもいいか」という感じです。
少し毛色が違うのが、“you know”。日本語で言えば、「ね」を連発するようなもの。押し付けがましくて、耳障りです。
昨年ポール・サイモンを題材にした最新ドキュメンタリー映画『Under African Skies』を米国盤BDで見ていたら、その特典のインタビューで女優のウーピー・ゴールドバーグが登場するのですが、そこで彼女は5秒おきに“you know”を使っているわけです。これには参りました。
このように、この“you know”は、年寄り(ゴールドバーグは、いま現在57歳)が多用する傾向にあります。ゆえに、45歳以上の人には不快に思えるのでしょう。
ともあれ、人に不快な思いをさせないように気をつけるのは、英語でも日本語でも同じ。正確に言葉を使えるように、勉強しましょう。
子供の頃からアメリカにいたとは言えやはりネイティブじゃないからでしょうか
もしくは周りにyou know使い達が多かったからですかね