とてもよいこと。どんどん日本の「食」を世界に売り込んでもらいたいものです。
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「本物のうまさ味わって」=安倍首相、仏大統領を和食で歓待(時事通信) - goo ニュース
2014年5月5日(月)22:33
【パリ時事】安倍晋三首 相は5日、パリの日本大使公邸で和食を紹介する歓迎会を開き、オランド大統領らフランス政府関係者をもてなした。首相は「旬を大事にする本物の和食のうま さを味わってほしい」とあいさつ。昭恵夫人を伴って大統領とともに会場を回り、和牛や天ぷらなどの日本料理を楽しんだ。
歓迎会のメニューは京都の老舗料亭「菊乃井」の主人、村田吉弘さんらが考案。すしや日本酒も振る舞われた。日本びいきと言われる大統領は「美食は日仏共通の魅力だ」と満足そうだった。
仏・パリで和食アピール、突破口は“和牛”
TBS News i
フランスを訪問している安倍総裁大臣は5日夜、オランド大統領と首脳会談を行い、防衛装備品の共同開発を進めていくことなどで一致しました。また、この会談に合わせて、和食に関するレセプションも開かれたのですが、日本と同じく「食」が世界遺産となっているフランスに和食の魅力は通じるのでしょうか。
日本政府がパリで開いた寿司や天ぷらなどの和食をPRするイベント。発信力の高いフランスのリーダーたちに本物の和食を売り込んで日本の食材の輸出拡大につなげようという狙いです。
これに先立つ首脳会談では、警戒監視に使う無人の潜水機など防衛装備品の共同開発や次世代の原子炉である高速炉など原発関連の技術協力を進めていくことなどで一致。いずれもアベノミクス第3の矢「成長戦略」を見据えてメイド・イン・ジャパンをフランスに売り込もうという思惑が込められています。
「料理をたたえることは農業へのオマージュでもあります」(フランス オランド大統領)
政府は、日本の食材の海外への輸出額を2020年までに1兆円に拡大させる目標を掲げています。中でも、今回の目玉は・・・
「我が国が誇る和牛も今回初めて用意することができた」(安倍晋三 首相)
イベントの料理を監修したのはミシュラン三つ星の京料理店「菊乃井」の主人、村田吉弘氏。フランスの美食家たちに本物の和食を振る舞うため、安倍総理直々のご指名だったといいます。普段は赤身肉を食べることの多いフランスの人々にしっとりと脂がのりながら味わい深い和牛の魅力を伝えようというのです。
去年、ユネスコ無形文化遺産に認定されるなど和食への海外の注目度は高まる一方。各国に好きな外国料理を訪ねたアンケートでは、トップの常連です。しかし、ブームの高まりに比例してもはや本来の和食とは言いがたい独創的ともいうべき料理が氾濫しているのも実情。政府は本物の和食を広めることで、2007年以降、横ばい状態にとどまっている日本の食材の輸出拡大につなげようという青写真を描きます。その突破口として期待されているのが和牛です。
「和牛は戦える。世界市場でブランド価値がある。(和牛は)単価が高いので輸出を伸ばすためにも取り組みやすい商品だと思います」(農水省 山口靖 外食産業室長)
政府が目をつけたのはもともと牛肉の消費量が多く、世界の食にも影響力を持つヨーロッパ。国内の環境が整い次第、来月にも和牛をEU圏に初輸出し、世界への波及効果を狙います。しかし、海外にはこんなライバルも・・・
「これはWAGYUです」
世界市場には今、日本の和牛ならぬオーストラリア育ちの「WAGYU」が進出。アジア地域を中心に勢いを増しています。日本の和牛種をオーストラリアで大規模に生産した牛。価格は日本の和牛の半分くらいだといいます。対抗するには肉の味で勝負するしかありません。
TPP=環太平洋パートナーシップ協定など国内の農産物をめぐる環境が一段と厳しさを増す中での試み。和牛の輸出は、日本の農業に光を当てることができるのでしょうか。(05日23:15)
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文化で魅了する。資源のない日本は、これでいくしかありません。まして、美味しい食材は、世界の憧れとなりえます。
今回の企画も立派。安倍政権にはもっともっと日本を売り込んでもらいましょう。
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