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ウーバー、CEOも休めば、COOもCFOもいない

2017年06月15日 04時41分49秒 | 時事放談: 海外編

CEOは休職するは、COOもCFOはいないウーバー。どうなってしまうのでしょう。

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米ウーバーCEOが休職=セクハラ、不祥事相次ぐ

 【ニューヨーク時事】米配車サービスのウーバー・テクノロジーズを創業したカラニック最高経営責任者(CEO)(40)が休職することが13日、分かった。米メディアが一斉に報じた。社内では女性社員に対するセクハラ問題など不祥事が相次ぎ、攻撃的な企業風土への批判が強まっていた。

 カラニック氏が全従業員宛ての電子メールで明らかにした。復帰時期は決めていない。最近、事故で母親を亡くし、父親が負傷したことも休職の理由という。同社はまた、CEOの権限縮小などの社内改革案を公表。社内での恋愛や飲酒を制限し、規律を監視する委員会の設置も盛り込まれた。

米ウーバーのカラニックCEO休職、強引な経営手法が曲がり角

米ウーバーのカラニックCEO休職、強引な経営手法が曲がり角

 6月13日、米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのトラビス・カラニック最高経営責任者(写真)は、社員に対して休職すると伝えた。中国天津市で2016年6月撮影(2017年 ロイター/Shu Zhang)

(ロイター)

[サンフランシスコ 13日 ロイター] - 米配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズのトラビス・カラニック最高経営責任者(CEO)は13日、社員に対して休職すると伝えた。ロイターがカラニック氏の電子メールを確認した。

カラニック氏の説明では、休職は最近の事故で母親を亡くした悲しみをいやすためと、経営者として自己研さんを積むためで、期間は明らかにしていない。

カラニック氏はウーバーを世界屈指の新興企業に成長させた立役者だが、同社はこのところ規制逃れ疑惑やセクハラなどの問題を抱えており、強引な経営手法が見直しを迫られている面もある。

ウーバーは女性社員がセクハラ被害に遭ったと告発したことを受けて、ホルダー元司法長官の法律事務所に幅広い調査を委託。13日には法律事務所が企業風土改革に向けた多くの提言を盛り込んだ報告書を公表した。
 

ウーバーが800億円の四半期赤字 大物幹部は解雇、CFOも辞職

ウーバーが800億円の四半期赤字 大物幹部は解雇、CFOも辞職

ウーバーが800億円の四半期赤字 大物幹部は解雇、CFOも辞職

(フォーブス ジャパン)

ウーバーは5月31日、同社の自動運転部門のトップを務めたアンソニー・レバンドウスキーの解雇を発表した。その翌日に今度は同社で長年CFOを務めたGautam Guptaが会社を離れ、ベイエリアのスタートアップ企業に移籍することが明るみに出た。

ウーバーによるとGuptaの離職は、同社が今年の第1四半期に7億800万ドル(約790億円)の損失を計上したこととは無関係だという。

ウーバーはウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の取材に対し、今期の売上は18%上昇し、34億ドルに達しており四半期あたりの損失は前期の9億9100万ドルから7億800万ドルに縮小したと回答した。

巨額の損失を出し続けているにも関わらず、ウーバーは「グローバル進出を進める中で予約件数は9%の伸びで、この結果に満足している」という。広報担当者は声明で「今期の結果は弊社のビジネスの健全性を示しており、損失額の縮小は将来の発展に向けての良い兆しと捉えている」と述べた。

Guptaは、ウーバーに4年間在籍し、同社の驚異的な成長を支えてきた。ウーバーCEOのトラビス・カラニックは「Guptaはファイナンス部門を強力にリードしてくれた。彼の存在なくしては会社のここまでの発展はなかった。彼が業務に注いでくれた情熱に感謝したい」と述べた。

Guptaの離職の原因が何であったにせよ、アルファベットとの間に自動運転技術の盗用訴訟問題を抱えるウーバーに、また新たな試練が降り掛かったことは間違いない。ウーバーにはソフトウェアの不正使用により当局の捜査を妨害した疑いもかかっており、今年の3月には前社長のジェフ・ジョーンズが就任後1年足らずで辞任していた。

さらに、ウーバーは社内でセクハラ問題が発生した後、規律の引き締め役を担う新COO探しを行っているが、数ヶ月が経過した今もそのポジションは空白のままだ。

ウーバーはGuptaに代わるCFO探しを進めており、その条件を上場企業の財務担当の経験を持つ人物としている。しかし、ウーバーが直面する困難は他にもまだまだある。交通の未来を変革するスタートアップとして急成長を遂げ、ライドシェア分野の王者となったウーバーは今、大きな岐路に差し掛かっている。
 
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会社の良し悪しは、ぶっちゃけていってしまえば、持続可能であるかどうかです。一時のブレイクに踊って、このような不祥事を繰り返せば、株主・顧客から見放され、会社はすぐに潰れます。エンロンがよい(?)例です。
 
創業者のカラニック氏が休職せねばならないというだけで、この会社の置かれた厳しい立場がわかります。多額の赤字に陥っているくせに、株価の高さだけを支えに、セクハラ・パワハラを許していた企業風土は最低といえましょう。早く改善してもらいたいものです。
 
ウーバーが変われるかどうか。この1年が勝負です。
 

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