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井山七冠、世界一へ王手、柯潔九段を破り、LG杯決勝へ

2017年11月16日 01時47分23秒 | 囲碁

凄い、凄い!大拍手です!

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井山棋聖、「世界ナンバーワン」を破り決勝進出

井山棋聖、「世界ナンバーワン」を破り決勝進出

LG杯準決勝で柯九段(左)を破り、決勝進出を決めた井山棋聖 【読売新聞社】

(読売新聞)

 囲碁の国際棋戦「第22回LG杯朝鮮日報棋王戦」の準決勝が15日、東京・市ヶ谷の日本棋院で行われ、井山裕太棋聖(28)が中国の柯潔九段(20)に267手までで先番中押し勝ちし、決勝に進んだ。

 早碁棋戦を除く主要国際棋戦での日本勢の決勝進出は、2007年のトヨタ&デンソー杯囲碁世界王座戦での張栩九段以来中国の謝爾豪五段(19)との決勝三番勝負は来年2月に行われ、勝てば05年の第9回LG杯での張九段以来の優勝となる。

 柯九段は数々の国際棋戦を制し、世界ナンバーワンといわれる強豪。この日は下辺から難解な戦いが始まったが、井山棋聖は右下の白の一団を取り込んでリードを奪うと、柯九段の粘りを封じて勝ち切った。

井山7冠が「世界最強」に勝利=囲碁LG杯

 囲碁の井山裕太7冠(28)=棋聖、名人、本因坊、王座、天元、碁聖、十段=が15日、東京都内で行われた国際棋戦の第22回LG杯朝鮮日報棋王戦の準決勝で中国の柯潔九段(20)に267手で黒番中押し勝ちし、来年2月の決勝進出を決めた。

 柯九段は現在「世界最強」とされる棋士。井山7冠は2015年の公式棋戦で敗北しており、2年ぶりに雪辱を果たした。

 柯九段は今年5月、英ディープマインド社の囲碁人工知能(AI)「アルファ碁」との3番勝負で3連敗し、AIの圧倒的な強さを印象付ける結果となった。 

【囲碁】井山裕太七冠、世界最強の中国棋士破り決勝へ LG杯朝鮮日報棋王戦

【囲碁】井山裕太七冠、世界最強の中国棋士破り決勝へ LG杯朝鮮日報棋王戦

第22回LG杯朝鮮日報棋王戦の準決勝で柯潔九段(右)と対戦する井山裕太六冠=15日、日本棋院(伊藤洋一撮影)

(産経新聞)

 囲碁の国際棋戦、第22回LG杯朝鮮日報棋王戦の準決勝が15日、東京都千代田区の日本棋院で行われ、井山裕太七冠(28)が267手までで中国の柯潔九段(20)に黒番中押し勝ちし、決勝進出を決めた。柯九段は世界ナンバーワンの実力を持つとされ、今春には米グーグル傘下のベンチャーが開発した人工知能(AI)搭載の囲碁ソフト 「アルファ碁」と対局。3連敗したが、「世紀の対決」として注目を集めた。

 井山七冠が柯九段と公式戦で対局するのは今回が2度目。井山七冠は終局後、「苦しかった場面があったのに世界一の柯潔さんに勝つことができたのは運も良かった」と話した。2013(平成25)年のテレビ囲碁アジア選手権(7人が出場)以来の国際棋戦制覇に向け、「大きな大会での決勝進出は初めてで興奮している。ファンの応援のおかげ。世界の舞台でいい戦いをするのが目標だったので、相手は若くて厳しいが、精いっぱい頑張る」と意気込んだ。

 一方の柯九段は「途中は良かったので、負けて気持ちが落ち着かない」と肩を落とした。

 準決勝のもう一局は、中国勢対決となり、謝爾豪五段(19)が188手で江維傑九段(26)に白番中押し勝ちした。謝五段は「大きなミスなく打てて満足している。井山さんは日本の七冠を持っている強い相手だが、ふだん通りに対局するだけです」と語った。

 同戦は韓国棋院主管だが、他国の団体に所属する棋士も参加できる国際棋戦。32人によるトーナメントが5月に開幕した。

 LG杯の決勝三番勝負は来年2月に行われ、井山七冠は謝爾豪五段と対戦。日本勢としては、2005年の張栩九段以来3人目の優勝を目指す。 

囲碁の井山名人、中国1位・柯潔を破る 世界棋戦決勝へ
朝日新聞 2017年11月15日23時37分

 囲碁の井山裕太名人=七冠(28)が15日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれた世界棋戦「第22回LG杯棋王戦」の準決勝で勝ち、決勝進出を果たした。相手は世界最強とされる中国ランキング1位の柯潔(かけつ)九段(20)で「事実上の決勝戦」とみられていた。決勝は来年2月、中国の謝爾豪(しゃじごう)五段(19)と三番勝負を争う。

 主要な世界棋戦で日本勢が決勝に進むのは11年ぶり。後手の白番を得意とする柯の打ち回しに苦しんだ井山は中盤、柯が勝負を決めに出た手を迎え撃って逆転。267手までで黒番中押し勝ちした。終局後「これ以上ない相手に大事な一番で勝ったのは自分にとって大きな財産。今年の勝利の中で一番うれしい。決勝は全力を尽くすだけ」と話した。柯は「自分が優勢だったのに、この碁を勝った井山さんは本当に強い」とたたえた。

 世界棋戦で井山は、2013年に一手30秒の早碁の「テレビアジア選手権」で優勝。だが、持ち時間2時間以上の主要棋戦での優勝経験はなく、決勝進出も初めて。日本勢の決勝進出は07年のトヨタ&デンソー杯の張栩(ちょうう)九段(37)以来で、優勝も05年のLG杯を制した張の後はいない。

 国内タイトルの過半を占めてきた井山は、これまで世界棋戦との日程調整がつかず出場機会が少なかった。このため自ら国内棋戦の主催各社を回って協力要請し、今年は世界5棋戦に出場。4棋戦では勝ち残れなかったが、残ったLG杯で快進撃を見せた。

 LG杯は韓国のLGグループがスポンサーで、優勝賞金3億ウォン(約3千万円)。優勝賞金3千万円以上の世界7棋戦は近年設立された新興棋戦も多いが、1997年設立のLG杯は最も権威ある棋戦の一つとされる。(大出公二)

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 囲碁の井山裕太名人=七冠(28)が、主要な世界棋戦では日本勢として11年ぶりとなる決勝進出を果たした。終局後の記者団との主なやりとりは次の通り。

 ――決勝進出おめでとうございます。

 決勝に進めて非常に興奮している。今年は世界戦出場の機会をたくさんいただいたが、これまで思うような結果が出なかった。私個人としても、日本としてもよかった

 ――準決勝の相手は世界最強といわれる柯潔九段だった。

 柯潔さんと対峙(たいじ)して第一人者のオーラを感じた。こちらとしては思い切りぶつかっていくだけ。プレッシャーより楽しみの方が大きかった。結果も大事だが、自分の力を出し切ることに重点を置いた。大舞台で柯潔さんに勝ったのは大きな自信につながる。決勝でも思い切り打ちたい。

 ――日本勢としては久しぶりの決勝進出。

 今年もいろんなことがあったが、今日の勝利は今年の中で一番うれしい。来年の当面の目標はLG杯決勝。いい状態で臨みたい。

 ――これまで「世界には自分より上の棋士がいる」と言っていた。柯潔九段に勝って気持ちに変化は。

 この一局だけでどうこうと判断はできないが、いい戦いができればチャンスがあると思える勝利だった。願わくば、さらに上を目指せるように努力したい。

 応援して下さった皆さまには、これまで歯がゆい思いをさせてきたが、ようやく決勝の舞台で戦う姿をお見せすることができる。優勝して『責任を果たせた』と言いたい

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世界一の柯潔九段に勝ってしまうとは、井山七冠の充実ぶりがわかります。称賛しても称賛しきれません。

世界のトップは、10代後半から20代前半がほとんど。その中で28歳の井山七冠の頑張りは、目を引きます。

2月の決勝でも思う存分戦って、世界一になってください。一ファンの切望です。


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