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北京五輪に喘息患者は行ってはいけない

2008年03月11日 09時13分52秒 | 時事放談: 中国編
北京五輪でマラソンを走るのは、地獄です。

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ゲブレシラシエ 大気汚染でマラソン欠場(スポーツニッポン) - goo ニュース

2008年3月11日(火)06:00

 男子マラソンの世界記録保持者、ハイレ・ゲブレシラシエ(34=エチオピア)が10日、北京五輪同種目への欠場を正式に表明した。「中国の汚染は自分の健康にとっては脅威。現在の状況では42キロを走るのは難しい」と答えた。世界の有力選手が、大気汚染を理由に欠場を決断したのはゲブレシラシエが初めて。

 同選手は昨年9月のベルリン・マラソンで2時間4分26秒の世界記録を樹立し、今年1月のドバイ・マラソンでも2時間4分53秒で優勝。ただ、記録よりも勝負重視となる五輪や世界選手権のマラソンにはもともと消極的で、ぜんそくの持病を抱えていることもあって北京でのマラソンを断念したものとみられる。今後はトラックの一万メートルに切り替えて五輪のメダルを目指す。

 マラソン界では女子の世界記録保持者、ポーラ・ラドクリフ(英国)も中国の大気汚染に懸念を示し、呼吸の障害にならない特殊マスクを着用して練習していると海外のメディアが伝えたことがある。

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こうなると、高橋尚子選手もわざと北京を回避したという説も展開したくなります。

  名古屋で順当に走ると優勝してしまう。
  しかし、優勝すると北京に行かなければならない。
  だが、実は喘息の持病があって、北京では走りたくない。
  だけれども、スポンサーの関係で名古屋を走らないといけない。
  ゆえに、早々に勝負から脱落して、次のレースに焦点を絞った・・・。

まったくの与太話だとは思いますが(意外とそうでもないかもという気持ちで書いています)、それくらい北京五輪に参加する人には大きな健康リスクがあるとは思っています。

金メダルを獲れた、でも深刻な呼吸器疾患になってしまったということのないように、JOCをはじめ、陸連などは配慮すべきです。

第一、あれだけオリンピック会場は完全禁煙にするといいながら、中国政府は開催5ヶ月前になってもそのことを正式発表していないのです。

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中国政府、官僚に社交の場での喫煙を禁じる可能性
2008年 03月 10日 17:09 JST

 [北京 10日 ロイター] 中国政府は官僚に対し、社交の場での喫煙を誘ったり誘いを受けたりすることを禁じる可能性がある。新華社が10日、政府高官の話として伝えた。

 新華社によると、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の幹部は「官庁とその職員は、中国のたばこ規制のリーダーシップを取る責任がある」と述べている。

 温家宝首相は2004年、ことし8月に開かれる北京五輪は「禁煙」となることを約束していたものの、開会式まで5カ月を切った今も、同大会での喫煙に関する発表はない

 北京市当局は昨年10月にタクシー車内での喫煙を禁止。このほか、同市当局は1995年に病院、学校、劇場、図書館、銀行、店舗、すべての公共交通機関を禁煙エリアに指定しているが、順守はされていない

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参加したら病気になるかもというオリンピック、対策を講じるというよりも、ボイコットという手もあると思うのですが・・・。

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