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ベランダからの煙害を斬る

2006年11月19日 11時05分44秒 | 離煙ニュース: 科学編
タバコと縁を切る離煙運動展開中のゴウ先生であります。あれこれ不快な煙害があるのですが、日常的に悩まされているのが、ベランダから入り込むタバコの嫌な臭い。しかし、臭いが来るということは、やっぱり有害物質も舞い込んでくるということでありました。

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ベランダでも防げない受動喫煙

 台所の換気扇の下やベランダに出てたばこを吸っても、家庭内での受動喫煙は防げないとの調査結果を、東大大学院医学系研究科(国際地域保健学)の中田ゆりさんがまとめ、日本公衆衛生学会で発表した。

 一般的なマンションで、喫煙者がいない家庭といる家庭での空気中の粉じん濃度を測定した。

 喫煙者がいない家庭では、1立方メートル当たり0・03ミリ・グラム以下。一方、台所の換気扇の下でたばこを吸った場合、換気扇では排気しきれないたばこの煙が、仕切りのない隣接のリビングに流れ込み、同0・1ミリ・グラムを超える粉じんが測定された。

 ベランダで喫煙した場合は、窓を開けた状態では風向きによって煙がリビングに逆流したほか、約1・5メートル離れた隣家のベランダでも同0・08ミリ・グラムの粉じん濃度が測定された。

 中田さんは、「子どもや家族を受動喫煙から守るためには、ベランダを含め禁煙にすべきだ」と話している。

(2006年11月17日 読売新聞)

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微量とはいえ、上の調査結果によれば、周囲から通常の3倍の濃度の粉塵が飛び込んできていることになります。わが家では、タバコの臭いがすると「ああ臭い、早く閉めて」と窓を閉めているのですが、健康被害を少なくするためにはそうし続けるべきだということでしょう。たとえかなり煩わしいことであっても。やれやれ。

ホタル族の皆さんは周囲に迷惑をかけていないと思っていることでしょうが、それは誤りなのです。隣家の不評をかこっているのであります。くれぐれもそのことをお忘れなきように。

ともあれ、タバコと縁を切った離煙生活は、空気もうまいし、食事もおいしい。本当に最高なんです。愛煙家の皆さんに分かってもらえると最高なのですが。

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