ゴウ先生、興奮しています。昨日発売になった最新版の『ブラック・レイン』が、今日にも届く予定だからです。リマスタリングされたDVDで、健さんに会える、優作に会えるのであります。これが興奮せずにいられましょうか。
これが新しいDVDのジャケットです。見てください。主演の4人が当分に扱われています。古いDVDのジャケット(上の写真)だとマイケル・ダグラスだけしか映っていません。
確かに製作された1989年当時は、ダグラスは飛ぶ鳥を落とす勢いでした。この扱いは当然かもしれないと諦めていました。しかし、健さん命のゴウ先生は、歯軋りをしたものでした。
1989年公開当時、アメリカ留学中だったゴウ先生、アイオワ・シティの映画館で涙を浮かべながら本作を見た記憶があります。健さんが、優作がハリウッド映画で大活躍をしている姿にどれだけ勇気をもらったか知れません。
ですから、1999年にアメリカで本作のDVDが発売された時はすぐに取り寄せました。しかし、結果は無残。スクイーズ対応になっていない画質は、120インチのスクリーンでは見るに忍びない画質に低下していました。リドリー・スコット渾身の朝焼けの大阪の美しさが半減です。
それから7年、今日が来る日を待っていたのです。画質も音質も大幅に改善されている様子。しかも、大量の特典映像がついているとか。
実際に入手したら、詳細なレポートを裏ブログ「映画と本と音楽にあふれた英語塾」に掲載する予定です。ご期待ください。もちろん、INDEC定期上映会において近々上映する予定でもあります。
それにしても、待ち遠しいなあ・・・。
<参考記事>
リマスター版「ブラック・レイン」のハイビジョン試写会が開催
-内田裕也「松田優作を一生忘れない」。BD/HD DVD化も
パラマウント ホーム エンタテイメント ジャパン株式会社は6日、映画「ブラック・レイン」のデジタル・リマスター版DVDが11月17日に発売されることを記念し、東京のユナイテッド・シネマ豊洲にてハイビジョン試写会を実施。4,000通の応募から選ばれた、400名近いファンが集まった。
さらに、6日は松田優作さんの18回目の命日にあたるため、松田美由紀夫人と、当時の共演者である内田裕也さん、小野美由紀さん、芸能界きっての松田優作フリークであるくりぃむしちゅーの上田晋也さんも参加。映画や優作さんに対する想いを語った。
小野さんは映画について「名だたる方と共演できた、心に残る素晴らしい作品です」と振り返る。美由紀夫人は「優作にとっては最後の作品だったけど、彼にとってこの映画は“通過点”だったのだと思う。みなさんにもそういう視点で見てほしい。オーディションの後はわりと平然としていたけど、役が決まってからは『撮影で映画の国(ハリウッド)に行ける』と喜んでいました」と当時の思い出を語った。
内田さんは「高倉健はわからないけど、泉谷しげる、国村準とか、とにかく色んな奴らがオーディション受けに来てた。オーディションを受けるという事より参加したら面白そうだなと当時思ってた」と笑う。
優作さんとの思い出については「1年のうち200日以上一緒に過ごした。ガンだと告げずにかっこよく死んだ、その強烈なインパクトは一生忘れない。20世紀に現れたモンスターであり、生きてたらもっとスゴイ事になっていた。想い出のエピソードは、自分の誕生日に、パラマウントスタジオでみんなで誕生日を祝ってくれたこと。今でも写真を大事に持っているよ」と語った。
■DVD/BD/HD DVDの3フォーマットで発売
既報の通り、DVD版の「ブラック・レイン デジタル・リマスター版 ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション」は11月17日に発売される。本編と特典ディスクの2枚組み。価格は通常版が4,179円(PPF-111860)だが、初回限定の特別価格として714円低価格な3,465円(PPFA-111860)を用意。初回版が無くなり次第、4,179円に切り替わる。
本編はデジタル・リマスター映像で、映像はシネマスコープサイズをスクイーズ収録。音声は英語と日本語をドルビーデジタル5.1chで収録。オーディオコメンタリーやメイキングなども収録。さらに、監督や高倉健、マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシアらの撮影当時のインタビューと現在の最新インタビューを合わせて収録。
特典ディスクは日本独自のもので、初公開となる松田優作のオーディション映像や、出演した内田裕也、小野みゆき、ガッツ石松、島木譲二らのインタビュー。作品のファンである芸能人として上田晋也、太田光、リリー・フランキーらのコメントも収録する。
さらに、発売日は未定だが、HD DVD版とBlu-ray Disc版のリリースも決定している。ともに本編と特典ディスクの2枚組みになる予定。
(2006年11月7日)
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<2006年11月27日付記>
本作のDVDのレビューを裏ブログ「映画と本と音楽にあふれた英語塾」に本日アップしました。どうぞご参照ください。こちらをクリック!
ブラック・レイン デジタル・リマスター版 ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション (初回出荷限定価格)パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパンこのアイテムの詳細を見る |
これが新しいDVDのジャケットです。見てください。主演の4人が当分に扱われています。古いDVDのジャケット(上の写真)だとマイケル・ダグラスだけしか映っていません。
確かに製作された1989年当時は、ダグラスは飛ぶ鳥を落とす勢いでした。この扱いは当然かもしれないと諦めていました。しかし、健さん命のゴウ先生は、歯軋りをしたものでした。
1989年公開当時、アメリカ留学中だったゴウ先生、アイオワ・シティの映画館で涙を浮かべながら本作を見た記憶があります。健さんが、優作がハリウッド映画で大活躍をしている姿にどれだけ勇気をもらったか知れません。
ですから、1999年にアメリカで本作のDVDが発売された時はすぐに取り寄せました。しかし、結果は無残。スクイーズ対応になっていない画質は、120インチのスクリーンでは見るに忍びない画質に低下していました。リドリー・スコット渾身の朝焼けの大阪の美しさが半減です。
それから7年、今日が来る日を待っていたのです。画質も音質も大幅に改善されている様子。しかも、大量の特典映像がついているとか。
実際に入手したら、詳細なレポートを裏ブログ「映画と本と音楽にあふれた英語塾」に掲載する予定です。ご期待ください。もちろん、INDEC定期上映会において近々上映する予定でもあります。
それにしても、待ち遠しいなあ・・・。
<参考記事>
リマスター版「ブラック・レイン」のハイビジョン試写会が開催
-内田裕也「松田優作を一生忘れない」。BD/HD DVD化も
パラマウント ホーム エンタテイメント ジャパン株式会社は6日、映画「ブラック・レイン」のデジタル・リマスター版DVDが11月17日に発売されることを記念し、東京のユナイテッド・シネマ豊洲にてハイビジョン試写会を実施。4,000通の応募から選ばれた、400名近いファンが集まった。
さらに、6日は松田優作さんの18回目の命日にあたるため、松田美由紀夫人と、当時の共演者である内田裕也さん、小野美由紀さん、芸能界きっての松田優作フリークであるくりぃむしちゅーの上田晋也さんも参加。映画や優作さんに対する想いを語った。
小野さんは映画について「名だたる方と共演できた、心に残る素晴らしい作品です」と振り返る。美由紀夫人は「優作にとっては最後の作品だったけど、彼にとってこの映画は“通過点”だったのだと思う。みなさんにもそういう視点で見てほしい。オーディションの後はわりと平然としていたけど、役が決まってからは『撮影で映画の国(ハリウッド)に行ける』と喜んでいました」と当時の思い出を語った。
内田さんは「高倉健はわからないけど、泉谷しげる、国村準とか、とにかく色んな奴らがオーディション受けに来てた。オーディションを受けるという事より参加したら面白そうだなと当時思ってた」と笑う。
優作さんとの思い出については「1年のうち200日以上一緒に過ごした。ガンだと告げずにかっこよく死んだ、その強烈なインパクトは一生忘れない。20世紀に現れたモンスターであり、生きてたらもっとスゴイ事になっていた。想い出のエピソードは、自分の誕生日に、パラマウントスタジオでみんなで誕生日を祝ってくれたこと。今でも写真を大事に持っているよ」と語った。
■DVD/BD/HD DVDの3フォーマットで発売
既報の通り、DVD版の「ブラック・レイン デジタル・リマスター版 ジャパン・スペシャル・コレクターズ・エディション」は11月17日に発売される。本編と特典ディスクの2枚組み。価格は通常版が4,179円(PPF-111860)だが、初回限定の特別価格として714円低価格な3,465円(PPFA-111860)を用意。初回版が無くなり次第、4,179円に切り替わる。
本編はデジタル・リマスター映像で、映像はシネマスコープサイズをスクイーズ収録。音声は英語と日本語をドルビーデジタル5.1chで収録。オーディオコメンタリーやメイキングなども収録。さらに、監督や高倉健、マイケル・ダグラス、アンディ・ガルシアらの撮影当時のインタビューと現在の最新インタビューを合わせて収録。
特典ディスクは日本独自のもので、初公開となる松田優作のオーディション映像や、出演した内田裕也、小野みゆき、ガッツ石松、島木譲二らのインタビュー。作品のファンである芸能人として上田晋也、太田光、リリー・フランキーらのコメントも収録する。
さらに、発売日は未定だが、HD DVD版とBlu-ray Disc版のリリースも決定している。ともに本編と特典ディスクの2枚組みになる予定。
(2006年11月7日)
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<2006年11月27日付記>
本作のDVDのレビューを裏ブログ「映画と本と音楽にあふれた英語塾」に本日アップしました。どうぞご参照ください。こちらをクリック!
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