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全米オープン女子決勝は、伏兵イタリア選手同士の対決に

2015年09月12日 06時41分04秒 | 時事放談: 海外編

勝負とはわからんものです。

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女子決勝はイタリア対決!セリーナ敗れる波乱、ビンチが逆転勝ち

 テニスの全米オープンは11日(日本時間12日)、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子で4連覇を目指す世界ランキング1位で第1シードのセリーナ・ウィリアムズ(33=米国)世界43位でノーシードのロベルタ・ビンチ(32=イタリア)に6―2、4―6、4―6で逆転負けし、準決勝で姿を消した。セリーナは、この大会に勝てば1988年のシュテフィ・グラフ以来となる年間グランドスラム達成だった。

 ダブルスでは4大大会で5度優勝しているビンチだが、シングルスではこれまでの4大大会最高は、2012年、13年の全米OPベスト8だった。

 もう1試合は第26シードのフラビア・ペンネッタ(33=イタリア)同2位第2シードのシモナ・ハレプ(23=ルーマニア)を6―1、6−3のストレートで下し、四大大会初の決勝進出進出を果たしており、決勝は、イタリア対決となった。

セリーナ撃破のビンチ、完全アウェー跳ね返し「信じられない」

 ◇テニス全米オープン R・ビンチ 2―6、6―4、6―4 S・ウィリアムズ(2015年9月11日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)

 最強の女王を下した。勝利が決まった瞬間、顔を覆い目を潤ませたロベルタ・ビンチ(32=イタリア)を、大観衆はスタンディングオベーションで称えた。

 「信じられない。夢のようです」。マイクに向かって声を絞り出したビンチ。世界43位の自分に対し、相手は世界1位の第1シードで、大会3連覇中のS・ウィリアムズ(33=米国)。試合前のオッズでは1対300。完全なアウェーの中、第1セットを奪われてもあきらめず、粘り、走って金星をつかんだ。

 「とにかく集中して、不可能を可能にすることができた」と興奮のビンチ。セリーナのグランドスラム達成を期待していた地元ファンに「ごめんなさい」と茶目っ気たっぷりに“謝罪”し「きょうは私の日だったわ」とニッコリ。

 決勝では同じイタリアの第26シード、フラビア・ペネッタ(33)と、ともに初の栄冠を懸けて対決する。
 
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ビンチ選手が32歳、ペンネッタ選手が33歳。ランキングは低いし、注目もされていないのに、それぞれ第1シードと第2シードに勝ってしまう。昔から言われているように、「強いから勝つのではなくて、勝つから強い」んですねえ。
 
いかなる結果になるかはわかりませんが、イタリア国民が大喜びしているであろうことは想像できます。決勝のチケットが取れやすそうなのが、寂しい話ではありますが。

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