囲碁の第66期王座戦5番勝負の第4局は30日、新潟県南魚沼市で打たれ、挑戦者の一力遼八段(21)が276手で井山裕太王座(29)黒番1目半勝ちし、対戦成績を2勝2敗のタイとして決着を最終局に持ち込んだ。

 両者はこれまで挑戦手合で4度対戦し、井山王座がストレートか1敗ですべて勝利している。一力八段は5度目の挑戦で、初めてタイトルにあと1勝と迫った。

 井山王座は天元戦5番勝負で山下敬吾九段(40)とも対戦しており、現在2勝1敗。12月10日には第4局が行われる。

 王座戦第5局は12月13日に甲府市で行われる。

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12月10日の天元位を防衛できたら、13日の王座戦防衛もありうるはず。井山五冠の頑張りを期待します。