条例を作っても、それを取り締ますのが難しく、どうせ「ざる法」化するのが落ちです。
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訪日外国人観光客数が過去最高を更新し続けている。観光庁が集計した今年1月から11月までの客数は2616万人と、昨年1年間の2404万人を早くも超え過去最多を更新。今年1年間では2800万人台に達する見通しだ。ただ、増え続ける外国人観光客に比例して喫煙などのマナー問題も指摘され始めている。
日本を代表する観光地でもある京都では、以前からこうした問題に悩まされてきた。文化財が林立する京都では観光資源を毀損(きそん)しかねないごみのポイ捨てや、禁煙エリアでの喫煙は深刻な問題になっている。
言語の問題もある外国人向けに市や自治会がイラストで禁止行為を示した看板を設置するなど地道な対策を進めるが、増え続ける訪日客を前に抜本的な改善策は見えてこない。こうした懸念は、訪日客が多い東京、大阪など大都市圏でも浮上している。
一方、2020年の五輪・パラリンピックを控えた東京都は、受動喫煙防止条例の制定に向けた準備を進めており、9月に公表した「基本的な考え方」では、一部のバー・スナックを除くほとんどの飲食店などを事実上禁煙にする内容だった。
日本の場合、屋外禁煙を先行して進めてきたことから、条例が制定されれば東京では指定の喫煙場所以外は事実上完全禁煙となる。屋外禁煙は海外のルールからすると珍しく、訪日客が混乱する可能性がある。訪日外国人の2割程度が喫煙者だとする調査もあり、今後は東京などでも、訪日客に対する喫煙マナーの周知とともに、喫煙スペースの確保などがより一層求められることにもなりそうだ。
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中国人・韓国人、その他のアジア人やヨーロッパ人たちの喫煙率は高く、民度も決して高いとはいえない人も来るでしょうから、マナーを守れで被害が食い止められることはないでしょう。
となれば、厳しい取り締まりが必要ですが、それを行政側はやれるのでしょうか。大いに疑問です。
実際のところ、東京都のほとんどの路上は完全禁煙になっていますが、歩きたばこは一向に減っているようには見えません。相変わらず、老若男女、吸う人は平気で路上で吸っています。
仏作って魂入れずの禁煙条例になるのではと想像しています。飲食店でも、路上でも。いまの小池さんには厳しい取り締まりなど無理でしょう。
したがって、受動喫煙被害を受けたくなければ、喫煙者の近くに寄らない自衛に務めるしかありません。それは副流煙を直接吸う二次受動喫煙ばかりでなく、呼気と衣服・頭髪にまとわりついた有害物質による三次受動喫煙も含めてです。
それにしても、マナーの悪い外国人たちを受け入れ続ける日本、インバウンド需要にしがみついているのでしょうが、もう少し制限しないと「国柄」が変質し、日本のよさがなくなったといわれかねないのではと恐れるのですが、どうしようもないんでしょうなあ。嗚呼。
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