日本人の健康意識は、世界で最低

健康は、仕事や勉強を含むすべての基本です。なのに、日本人は健康的な生活を心がけていません。

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日本人の健康意識、世界でも低水準であることが判明
IRORIO　2015年01月31日 09時27分　2015年01月31日 09時34分

マーケティング企業のGfKが世界23カ国を対象に行った健康意識調査で、日本人の健康維持に関する意識が世界の中でも低いことが明らかになった。

健康的な生活は十分な睡眠から

GfKはこの調査で日本やインド、アメリカなどを含む全23カ国28,000人を対象に、健康維持のために普段どんなことをしているのかという聞き取り調査を行った。

その結果、世界的な傾向として”十分な睡眠をとる”が66パーセントでトップとなり、”健康的な食生活”が59パーセント、”定期的な運動”が57パーセントで後に続く形となった。

国別で見てみると、健康維持のために”十分な睡眠をとる”と答えた人の割合が一番高かったのはインドネシアで85パーセント、それにインドの77パーセントと中国の73パーセントが続く。

逆に”十分な睡眠をとる”と答えた人の割合が一番低かったのはポーランド（51パーセント）となった。

なお、インドとインドネシアは健康的な食生活を送っていると答えた人の割合も対象となった国の中で一番高く、インドは79パーセント、インドネシアは74パーセントの人が健康のために普段から健康的な食生活を心がけていると回答している。

健康維持への意識が低かった日本

この調査で、日本は健康のために日頃から運動をしているとした人が39パーセント、健康的な食生活を心がけていると回答した人が29パーセントにとどまり、前述の2項目で対象となった23カ国中最低の回答率となった。

なお、十分な睡眠をとるようにしていると答えた人の割合は54パーセントとなっており、これはイタリアと並んで最下位のポーランドから数えて3番目に低い数字となっている。

「スシは体にいい」など、海外でも日本の食事面などに対する健康的なイメージは高いのだが、日本人自体の健康意識はそこまで高くないようだ。

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健康であり続けるためには、適切な睡眠・食事・運動が必要である。非常に納得できる回答です。

にもかかわらず、多くの日本人は正しい健康習慣をもっていないのです。悲しくなってしまいます。インドネシア、インド、中国の急成長の原因が国民の健康意識の高さにあるとすれば、日本の未来は暗澹たるものに思えます。

まあ、先進国の中で、これだけ喫煙に対して甘い国は他にないわけですから、健康意識も低いのも当然かもしれません。

しかし、国を挙げて、健康にならないと、健康保険料の支払額はさらに高進し続け、日本経済はパンクしてしまいます。国を挙げての健康意識の改善こそ、急務です。