いやあ、寂しい。素晴らしい俳優であった三國連太郎さんがお亡くなりになりました。
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三國連太郎さん死去=「飢餓海峡」「釣りバカ日誌」―個性派俳優、90歳(時事通信) - goo ニュース
2013年4月15日(月)13:24
映画「飢餓海峡」や「釣りバカ日誌」シリーズなどで活躍、日本を代表する個性派俳優の三國連太郎(みくに・れんたろう、本名・佐藤政雄=さとう・まさお)さんが14日午前9時18分、急性心不全のため東京都稲城市の病院で死去した。90歳だった。群馬県出身。
関係者によると、昨年2月から入院していたが、次の映画出演を目指して歩行訓練などリハビリを続けていた。14日朝、容体が急変したという。
1951年、木下恵介監督「善魔」で映画デビュー。以降「ビルマの竪琴」(56年)、「飢餓海峡」(65年)などの社会派作品をはじめ、「戒厳 令」(73年)、「復讐するは我にあり」(79年)、「利休」(89年)などで、映画史に残る圧倒的存在感を見せた。数々のテレビドラマや舞台にも出演し た。
近年は「釣りバカ日誌」シリーズ(88―2009年)で、西田敏行さん演じる主人公の会社の社長で釣り仲間の「スーさん」をコミカルに演じ、人気を博した。
87年には「親鸞 白い道」を製作・監督し、カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞。「美味しんぼ」(96年)で、一時絶縁関係にあった息子で俳優の佐藤浩市さんと共演し、話題となった。昨年公開の「わが母の記」がスクリーンでの最後の姿となった。
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さまざまな作品が頭をよぎりますが、高倉健さんファンの人間としては、健さんとの共演作が強く心に残ります。古くは、『森と湖のまつり』(1958)です。
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当時の三國さんは、長身で、ハンサム。若き健さんと並ぶと、これが日本映画かと思う存在感でした。
それから時間が経って、脇役として不気味な存在感を見せるのが、『八甲田山』(1977)と『野性の証明)(1978)です。
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でっぷりと太って、憎々しげで、これほど圧迫感のある悪役は、三國さんにしかできないものだといまでも感服します。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。合掌。
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