中国が、初めて公式に空母の保有を認めました。東シナ海と南シナ海への侵略を意図したものであることは間違いありません。日本にとっては、とてつもない脅威です。
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中国、空母保有認める 鉄道事故批判かわす狙いか(朝日新聞) - goo ニュース
2011年7月27日(水)19:53
中国国防省の報道官は27日の定例会見で、中古の空母1隻を研究と訓練に使うため、改修工事を進めている、と発表した。遼寧省の大連港で完成し最終調整をしている旧ソ連軍の空母ワリャーク(約6万7千トン)のことを指しているとみられ、近く試験航行をする見通し。
国防省が公式に空母保有を発表するのは初めて。ワリャークはエンジンテストをしており、8月1日の建軍記念日に合わせて公表するとの見方があった。しかし、浙江省温州での高速鉄道事故の政府の対応をめぐり高まる批判をかわすため、国民の関心が高い空母建造についてあえて公表に踏み切った可能性がある。
耿雁生報道官は、保有の目的について「国家の安全と海洋権益を防衛するため」と説明。現在、空母の艦載機のパイロットを養成していることも明らかにした。就航後、ワリャークを使った発着訓練が行われる予定だ。
中国、空母建設を発表 近づく試験航行、時期は触れず(産経新聞) - goo ニュース
2011年7月28日(木)08:00
【北京=矢板明夫】中国国防省の耿雁生報道官は27日の記者会見で、遼寧省の大連港で改修している旧ソ連製空母、ワリヤーグ(約7万トン)について、「科学研究・試験や訓練のために改修している」と述べた。国防省が空母の運用について公式に認めたのは初めて。
注目されている試験航行の時期について耿報道官は「工事の進み具合をみて決める」と明言しなかった。
ワリヤーグは旧ソ連時代に途中まで建造されたが、1998年に中国軍に近い民間企業が購入、当初は「カジノ船」として使うと説明していた。
中国の空母建設について、これまで海外メディアでたびたび取り上げられてきたが中国は沈黙し続けた。しかし、今年6月、陳炳徳総参謀長は香港メディアに対し「空母を建設しているが、まだ完成していない」と最初に踏み込んだ発言をした。
今回、国防省が発表したのは、ワリヤーグの改修がほぼ完成し、試験航行させる時期が近づいたためとみられる。空母を動かすのは隠しようがなく、中国の軍事力の不透明性に批判が高まる中、沈黙を続けるのは得策ではないと判断したはずだ。8月1日の建軍84周年を前に国威発揚の狙いもあるだろう。
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中国が空母を持つ以上、日本だって、海に囲まれている以上専守防衛のためにも空母が必要です。そうしないと完全な国土防衛は機能しません。
近海防衛を図るのが目的ですから、原子力空母でなくてもよいのです。空母を一隻でも配備し、尖閣諸島を守らないと、尖閣諸島が竹島化してしまいます。
中国からの領土侵略を防ぐために、最善をつくす。真剣に国会で議論すべき問題のはず。熟議を期待します。
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