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スモーカーの逆ギレ対処法

2007年11月24日 12時20分11秒 | 離煙ニュース: 国内編
ためになる逆ギレ対策を東京新聞が書いてくれました。

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喫煙マナー注意 中高年・酔った人は逆ギレの危険性
2007年11月24日 07時19分

 喫煙マナーを注意されて逆ギレし、注意した人に暴行する事件が各地で起きている。公共マナーを破る行為に対し「見て見ぬふり」ができない市民が危害に遭わない方法はあるのか。角を立てずに注意するコツを“達人たち”に聞いてみた。 (井上圭子)

 「ちょっと、すみませーん。千代田区役所の小川と申しますが」

 東京都千代田区のJR秋葉原駅前。柔らかな物腰で路上喫煙者に声をかける。「条例がありまして、ここ禁煙指定地区なんですよ」。語り口は優しいが、視線は相手の目からそらさない。携帯灰皿を差し出すと、相手は素直にたばこをその中へ。二千円の過料も払ってもらい、最後に「足をお止めしちゃってすみません」と一礼を返す。

 二〇〇二年、全国に先駆けて路上喫煙に過料を課す生活環境条例を施行した千代田区で、当初から指導員を務める小川利明さん(60)の名人芸だ。

 小川さんは「第一声が大事。見知らぬ人から頭ごなしに注意されたら誰でもカッとなる。相手の立場に立って」と、注意の極意を語る。

 喫煙しながら携帯電話で話しているサラリーマンには、通話後まで待ち「お仕事中すみません」と切り出す。外国人には「ハーイ」とにこやかに話しかけ警戒心を解く。どんな相手にも丁寧な言葉遣いが基本だ。

 「見て見ぬふりをしない」を合言葉に街のパトロール活動をするNPO法人「日本ガーディアン・エンジェルス」(本部・東京都中央区)の小田啓二理事長(36)は「真正面から近づけば威圧感を与え、背後から言えば驚かせてしまう。斜め前からがベスト」と、“プロの接近法”を伝授する。

 二十年前から青少年の喫煙を注意してきた千葉県の会社員(52)は「身の危険を感じたことは一度もない。青少年の将来を気遣う姿勢で親身に語りかければ、たいてい言うことを聞く。『どうせ大人は見て見ぬふり』と思わせるのは大人としてどうか」と、信念を語る。

 しかし、各地で起きる事件=別表参照=を見る限り、組織的な後ろ盾なしに、単独で注意するのはやっぱり危険。プロのパトロールも必ず二人以上で行われている。

 「となりのクレーマー」(中公新書)の著者で苦情クレーム対応アドバイザーの関根真一さんは「組織の後ろ盾があるのと一個人とでは全く別。私も外では黙ってます」と正直に話す。「どうしても見過ごせないなら、周囲の人に加勢を頼むか、駅員や店員など注意すべき立場の人に頼む」

 注意する相手を選ぶことも重要だ。前出の会社員は「大人には声をかけない。未成年でも複数ならやめておく」と話す。小川さんとペアを組む福谷徳啓さん(33)は「注意に逆ギレするのは五十代以上の人に多い」。逆に「二十代以下は大体素直に言うことを聞いてくれる」と指摘する。

 小田さんは単独で注意する場合の心得をこう話す。「相手から一定の距離をキープしつつ、『迷惑している人がいることに気づいて』とお願いする気持ちで接する」。ただし酔っぱらいは要注意。「酒の勢いがあるので、近づくなら複数で。できれば駅員や警備員などプロに任せた方がいい」

▼喫煙注意をめぐる主な事件

1999年3月 大阪市の地下鉄駅ホームで喫煙を注意した会社員(28)が、注意された男性と一緒にいた無職男(70)に果物ナイフで背中を刺される

   4月 東京都台東区の地下鉄車内で喫煙していた建設作業員(51)に注意した会社員(22)がアイスピックでのどや胸を刺される

2003年10月 川崎市の東急田園都市線宮崎台駅で、全面禁煙のホームで喫煙していた会社員(25)に注意した会社員(42)が殴られ鼻骨骨折

2005年1月 愛知県刈谷市内のJR東海道線車内で、喫煙中の無職男(41)に注意した女性車掌(22)が顔を殴られる

2006年3月 滋賀県近江八幡市の店舗内で喫煙していた少年(16)ら5、6人に注意した警備員(29)が、取り囲まれて顔などをけられる

    同 茨城県牛久市のJR常磐線車内で喫煙中の警察官(50)に注意をした会社員(56)が顔を殴られる

   4月 水戸市のJR赤塚駅ホームの禁煙スペースで喫煙していた無職男(45)に注意した男性教諭(37)が、顔を殴られて線路に突き落とされる

   12月 横浜市のバス停前で、乳児を抱いた母親(26)が、喫煙を注意したビル清掃員(60)に殴られ母子ともに1週間のけが

2007年9月 さいたま市大宮区の神社参道で、会社員(57)が男に喫煙を注意し、刃物で顔などを切られる

   10月 山口県周南市で走行中の路線バス運転手(45)が、男(76)に車内喫煙を注意し殴られる

    同 佐賀県鳥栖市のファミリーレストランで、女性従業員(52)が、喫煙を注意した無職少年(19)から暴行を受け肋骨(ろっこつ)骨折

(東京新聞)

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どうしようもないスモーカーの無秩序ぶり。スモーカーもストーカーみたいなもの。どうして規則を守れないのでしょう。自分で自分たちの立場を悪くしているのが分からないのでしょうか。

ともあれ、逆ギレの暴行事件は、立派な犯罪。断固たる処置を取るべきです。規則破りがのさばる社会にならないようにしないといけません。

でも、注意するときは、気をつけて。

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