ミツバチが突然死んでしまう「蜂群崩壊症候群(CCD: Colony Collapse Disorder)」が、世界的に増加しています。特に、アメリカは深刻なようです。
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ミツバチの群れ、1年で4割喪失=過去2番目の落ち込み―米(時事通信) - goo ニュース
2015年5月14日(木)10:05
【シカゴ時事】米農務省は13日、国内のミツバチの群れが今年4月までの1年間で42.1%喪失したとの調査結果を発表した。落ち込みは前年の34.2%を上回り、2年前の45.2%に次ぐ過去2番目の高水準。ミツバチは植物の受粉に重要な役割を果たすため、同省は農業生産への影響を懸念している。
ミツバチの群れが突然消滅する「蜂群崩壊症候群」が世界各地で問題になっており、米政府も昨夏にタスクフォースを立ち上げ、省庁横断的に対策の検討に乗り出した。農家が使うネオニコチノイドと呼ばれる殺虫剤の影響が指摘されており、欧州連合(EU)は既に使用を禁じている。
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ネオニコチノイドが本当の原因なのかどうかはまだ明らかではありません。ですが、EUはフランスの働きかけで使用禁止にしました。それだけCCDの怖さがわかっているからです。日本でも、北海道では起きているといいますから、心配です。
人間に多くの恵みを与えてくれるミツバチ。より深刻な事態にならないように、日本政府は動き出すべきときです。
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