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タクシー運転手の受動喫煙被害

2006年06月01日 08時55分20秒 | 離煙ニュース: 国内編
昨日は禁煙タクシーが増えていることを紹介しました。しかし、まだまだ完全禁煙の理想とは程遠く、これまで車内喫煙を放置してきたツケが重苦しくのしかかっています。

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乗客の「煙害」で心臓病 タクシー運転手が賠償提訴 (共同通信) - goo ニュース

2006年 5月30日 (火) 18:39

 乗客が喫煙中に窓を開け、処分された個人タクシー運転手安井幸一さん(72)=東京都杉並区=が30日、乗務中の「煙害」で心臓病を患ったとして、処分した財団法人東京タクシーセンターに約1000万円の損害賠償を求める訴訟を30日、東京地裁に起こした。

訴状によると、安井さんは1986年2月、乗客が喫煙中、換気のため運転席の窓を5センチ程度開けた。乗客の苦情を受けた同センターは「いかなる場合でも禁煙を願い出ることはできない。乗客の気分を害しただけで、指導・処分対象」として「接客態度違反処分」としたため、受動喫煙を余儀なくされ、94年に心臓病と診断された。

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運転手が窓を5センチ開けただけで乗客が苦情をいい、運転手が処分される時代が20年前にはあったわけです。当時ヘビー・スモーカーだったゴウ先生、その時代の雰囲気がよく分かります。

この訴訟の詳しい内容はまったくわかりません。しかも、部外者であるゴウ先生、この訴えが妥当なものであるかの判断は裁判所に委ねたいと思い、余計なことは申し上げません。

しかし、喫煙が野放しで許された時代にもそれに不満を抱いていた人がいたことだけは知っておかねばならないと思います。

最近の禁煙・離煙ブームを禁煙ファシズムと呼ぶ人が一部にいます。ですが、太字箇所をご覧になれば分かるとおり、当時はあくまで「喫煙ファシズム」の時代だったのです。

愚行を繰り返さないために、この裁判の行方を注目していきたいと思います。

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