大変よいことです。
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喫煙後は45分間エレベーター利用禁止に 受動対策で 奈良・生駒市
奈良県生駒市は4月1日から、職員に対して喫煙後45分間のエレベーター使用を禁止するユニークな受動喫煙対策に乗り出す。市庁舎のエレベーター内に「喫煙後すぐのエレベーター利用はご遠慮ください」と張り紙を掲示し、来庁者にも協力を求める。
市は受動喫煙による健康被害を防ごうと、約5年前に庁舎内の全面禁煙に踏み切った。庁舎地下1階にあり、庁舎外と認識されていた職員用の喫煙スペースについても、昨年10月からは喫煙可能時間を段階的に制限。今後は昼休みに限って利用することが許される。
市によると、喫煙後も45分間は呼気に有害物質が含まれることが、産業医科大学の大和浩教授(健康開発科学)の研究で裏付けられているという。そこで、喫煙した職員を対象に一定時間、エレベーターの利用を制限する。罰則は設けず、職員の良識に委ねる方針。
市の担当者は「庁舎内で誰もが気持ちよく過ごせるよう、職員だけでなく、市役所を訪れる市民の皆さんにも協力をお願いしたい」と話している。
◇罰則はなし
奈良県生駒市は4月1日から、職員による職務時間内(昼休みを除く)の喫煙を禁止するとともに、喫煙後45分間のエレベーター使用を禁止する。受動喫煙防止対策の一環で、市役所のエレベーター内に「喫煙後すぐのエレベーター利用はご遠慮ください」と書いた紙を掲示し、来庁者にも協力を求める。
市によると、喫煙後も呼気には有害な物質が残り、喫煙前のレベルに戻るには45分間が必要とされる、とする研究結果がある。これをもとに喫煙する職員の一定時間のエレベーター利用禁止を決めた。罰則は設けていない。
市役所の庁舎は5階建てで、食堂が入る地下1階の駐車場の一角に職員用の喫煙場所がある。田中良成・人事課長は「食事後、喫煙した職員がエレベーターで職場に戻ることが多く、それを防ぐのが狙い。市民に協力を求める以上、職員が率先して受動喫煙防止に取り組みたい」と話している。
たばこの健康被害防止に力を入れている同市は、喫煙する職員との個別相談に応じ、禁煙外来を紹介するなどの取り組みもしている。【熊谷仁志】
「たばこを吸った職員は45分間、エレベーターの利用を禁止」などの新たな受動喫煙対策を奈良県生駒市が来月から始めることになりました。
奈良県生駒市は5年ほど前から、市役所の5階建ての庁舎内を全面禁煙とし、屋外に喫煙所を設けるなど、受動喫煙による健康被害の防止に取り組んできました。
しかし、職員から「さらに対策を強化してほしい」という提案が出され、市は来月1日から新たな対策を始めることになり、29日、周知を呼びかけるポスターを掲示しました。
新たな対策は、市の全職員が対象で、喫煙後も45分間は体内から有害物質が出続けるという産業医科大学の大和浩教授の研究結果に基づき、この間のエレベーターの利用が禁止となります。また、勤務中は昼休みを除いて禁煙とするなどの内容です。罰則はなく、職員一人ひとりの良識に委ねるということです。
生駒市人事課の田中良成課長は「たばこを吸う人も吸わない人も気持ちよく過ごせるように、職員も努力するので、市役所を訪れる市民の皆さんにも協力をお願いしたいです」と話しています。
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エレベーターのような狭い空間で喫煙直後の人間と相乗りしたら、最悪です。タバコ・アレルギーの貧乏英語塾長、ハンカチで鼻と口を押えていても、頭痛がしてきます。三次受動喫煙のせいです。
喫煙されるのは自由ですが、そのせいで周囲の人が苦しんでいることを喫煙者の方にはご理解いただき、そのうえで行動してもらいたいと願います。
生駒市役所のような公共の場所が、もっと増えることを願います。
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