アカデミー作品賞からも嫌われたゲイ映画の『ブロークバック・マウンテン』。やっぱり、中華人民共和国からも嫌われました。
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中国各紙がアン・リー監督絶賛、一部は「ゲイ」の部分などカット (ロイター) - goo ニュース
2006年 3月 9日 (木) 07:28
[北京 7日 ロイター] 第78回アカデミー賞で台湾出身のアン・リー監督が「ブロークバック・マウンテン」で監督賞の栄冠に輝いたニュースは、7日付の中国各紙でも大きく取り上げられ絶賛の嵐となった。ただ、国営メディアでは、中国政府の意向に沿わない部分などについては、スピーチの内容を一部削除する措置も見られた。
北京青年報は「アン・リー監督は受賞スピーチの中で中国語で感謝の気持ちを表明」と大きく報道。チャイナデーリー(中国日報)も「アン・リー監督は世界中の中国人の誇り」と絶賛した。
ただ、国営メディアでは、リー監督の受賞スピーチの中の「台湾、中国、香港のすべての人々に感謝する」が一部カットされている。また、国営テレビでは、映画の主人公であるゲイのカウボーイ2人に感謝したいと述べた部分も報道されなかった。
中国では2001年頃まで同性愛は精神障害と考えられており、現在でも非常にデリケートなテーマ。「ブロークバック・マウンテン」についても、中国政府は国内での公開を認めていない。
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ゲイのカウボーイを描いた部分だけが誇張されて日本では伝えられています。しかし、それだけではこれほど高い評価を集められるはずがありません。他にも無視できない魅力があるのだと思っています。
だからこそ、いろいろな映画を作る権利を製作者から奪ってはならないのです。言論の自由を守らねばならないのです。
ところが、中華人民共和国には言論の自由がありません。体制に合わないものはすべて検閲によってはじいてしまうのです。
しかも、本作の監督アン・リーが台湾出身であるがゆえに、映画の内容ともども事情が複雑になっています。
言論の自由を保証する国に中国がなったとき、あの国とは本当に語り合えるようになるのでしょう。
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中国各紙がアン・リー監督絶賛、一部は「ゲイ」の部分などカット (ロイター) - goo ニュース
2006年 3月 9日 (木) 07:28
[北京 7日 ロイター] 第78回アカデミー賞で台湾出身のアン・リー監督が「ブロークバック・マウンテン」で監督賞の栄冠に輝いたニュースは、7日付の中国各紙でも大きく取り上げられ絶賛の嵐となった。ただ、国営メディアでは、中国政府の意向に沿わない部分などについては、スピーチの内容を一部削除する措置も見られた。
北京青年報は「アン・リー監督は受賞スピーチの中で中国語で感謝の気持ちを表明」と大きく報道。チャイナデーリー(中国日報)も「アン・リー監督は世界中の中国人の誇り」と絶賛した。
ただ、国営メディアでは、リー監督の受賞スピーチの中の「台湾、中国、香港のすべての人々に感謝する」が一部カットされている。また、国営テレビでは、映画の主人公であるゲイのカウボーイ2人に感謝したいと述べた部分も報道されなかった。
中国では2001年頃まで同性愛は精神障害と考えられており、現在でも非常にデリケートなテーマ。「ブロークバック・マウンテン」についても、中国政府は国内での公開を認めていない。
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ゲイのカウボーイを描いた部分だけが誇張されて日本では伝えられています。しかし、それだけではこれほど高い評価を集められるはずがありません。他にも無視できない魅力があるのだと思っています。
だからこそ、いろいろな映画を作る権利を製作者から奪ってはならないのです。言論の自由を守らねばならないのです。
ところが、中華人民共和国には言論の自由がありません。体制に合わないものはすべて検閲によってはじいてしまうのです。
しかも、本作の監督アン・リーが台湾出身であるがゆえに、映画の内容ともども事情が複雑になっています。
言論の自由を保証する国に中国がなったとき、あの国とは本当に語り合えるようになるのでしょう。