夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

井山六冠が、タイトル戦のハードスケジュールに苦しめ続けられている

2018年10月30日 02時08分04秒 | 囲碁

井山裕太六冠が、心配です。とにかく、10月からずっと過密スケジュールなのです。

**********

井山が勝利、防衛まであと1勝【第43期名人戦挑戦手合七番勝負第4局】
日本棋院 2018年10月11日

井山裕太名人に張栩九段が挑戦する第43期名人戦(主催:朝日新聞社)挑戦手合七番勝負第4局が、10月10、11日に兵庫県宝塚市「宝塚ホテル」で行われた。結果は、井山が188手まで白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を3勝1敗とした。終局時刻は17時56分。持ち時間8時間のうち、残り時間は黒49分、白2分。第5局は10月15日、16日に山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われる。

張が2勝目【第43期名人戦挑戦手合七番勝負第5局】
日本棋院 2018年10月16日

 井山裕太名人に張栩九段が挑戦する第43期名人戦(主催:朝日新聞社)挑戦手合七番勝負第5局が、10月15日、16日に山梨県甲府市「常磐ホテル」で行われた。
 結果は、張が284手まで白番9目半勝ちをおさめ、シリーズ対戦成績を2勝3敗とした。
 終局時刻は18時20分。持ち時間8時間のうち、残り時間は黒1分、白1時間10分。第6局は10月22日、23日に静岡県熱海市「あたみ石亭」で行われる。

囲碁の天元戦、井山が先勝 5番勝負の第1局

囲碁の天元戦、井山が先勝 5番勝負の第1局

井山裕太天元

(共同通信)

 囲碁の第44期天元戦5番勝負の第1局19日、福井県あわら市で打たれ、井山裕太天元(29)が234手で挑戦者の山下敬吾九段(40)に白番中押し勝ちし、先勝した。

 井山天元は4連覇を目指す。山下九段は第35期以来9期ぶりの天元奪回を狙う。

 第2局は29日に北海道中標津町で行われる。

張栩挑戦者が勝ち3勝3敗 決着は最終局へ 囲碁名人戦

張栩挑戦者が勝ち3勝3敗 決着は最終局へ 囲碁名人戦

感想戦に臨む張栩九段。左手前は井山裕太名人=2018年10月23日午後6時5分、静岡県熱海市の「あたみ石亭」、迫和義撮影

(朝日新聞)

 第43期囲碁名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第6局は23日、静岡県熱海市の旅館「あたみ石亭」で打ち継がれ、午後6時2分、挑戦者の張栩(ちょうう)九段(38)が井山裕太名人(29)に195手で黒番中押し勝ちした。これでシリーズ3勝3敗のタイとなり、決着は最終第7局に持ち込まれた。

 持ち時間各8時間のうち、残り時間は名人1分、挑戦者57分だった。第7局は11月1、2日、静岡県河津町で打たれる。(村上耕司)

     ◇

 《張挑戦者の話》 終盤は読むのに必死だった。コウを解消して勝ちと思った。7局目を打てるのは楽しみ。またいい対局を見せたい。

 《井山名人の話》 序盤からちょっと自信がない展開だった。(次で)最後なので気持ちを新たに悔いのないよう思い切って打ちたい。

一力八段が先勝 囲碁王座戦

一力八段が先勝 囲碁王座戦

第66期王座戦五番勝負第1局を制した一力遼八段(背中は井山裕太王座)

(産経新聞)

 囲碁の第66期王座戦五番勝負の第1局が26日、東京都目黒区で行われ、挑戦者の一力遼八段(21)が285手までで、4連覇を目指す井山裕太王座(29)=六冠=に白番2目半勝ちし、初の七大タイトル獲得へ向け発進した。

 一力八段は「序・中盤まで苦しかったが、後半に地が増えて盛り返した。粘り強く打てたことは良かった。次も気を引き締めて打ちたい」と話した。井山王座は「お昼の休憩明けからよくなく、その後ひどい手を連発してしまった。残念ですが成長できる機会と考え、気を取り直して精いっぱい臨みたい」と淡々と振り返った。

 一力八段と井山六冠が挑戦手合(タイトル戦)で対局するのは今春の棋聖戦七番勝負以来。一力八段は前期(昨年)の王座戦五番勝負、平成28、29年の天元戦五番勝負でも井山六冠に挑んだが、4度すべて敗退しており、今期の王座戦五番勝負開幕まで対戦成績は4勝15敗だった。

 第2局は11月17日に三重県志摩市で打たれる。

**********

整理しましょう。最後は、井山六冠から見た結果です。

 10月11・12日 兵庫県宝塚市  名人戦 第4局 勝利
 10月15・16日 山梨県甲府市  名人戦 第5局 敗北
 10月19日    福井県あわら市 天元戦 第1局 勝利
 10月22・23日 静岡県熱海市  名人戦 第6局 敗北
 10月26日    東京都目黒区  王座戦 第1局 敗北
 10月29日    北海道中標津町 天元戦 第2局 敗北

対局者は、タイトル戦には前日に現地入りして、対局場の下見と前夜祭への参加、ならびにその晩からホテルに泊まることが義務づけられています。

ゆえに、井山六冠は、10月10日~12日、14日~16日、18日・19日、21日~23日、25日・26日、28日・29日を拘束され、その間、兵庫、山梨、福井、静岡、東京、北海道の6か所を移動せざるを得ませんでした。

井山六冠の家は大阪ですから、何日家でゆっくりできたのでしょうか。遠隔地だと対局終了の夜もホテルに泊まらないといけないこともあるでしょうし、どう考えても休みは、この20日間で1日もあればよかったのではないでしょうか。

さらに、名人戦第7局が、11月1・2日に静岡県河津町で行われます。昨日のうちに北海道から大阪に帰れたとしても、31日には静岡に向かうわなければなりません。これではタイトル戦3連敗の流れを変えるのは無理そうで、ファンとしては心配になります。

6つもタイトルをもっている六冠ゆえの悩みですが、ぜひとも名人戦第7局に勝って、名人位を防衛してもらいたいと願います。応援しています!


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ブラごみで走る船を仏人若者... | トップ | 淡水脊椎動物の個体数、たっ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

囲碁」カテゴリの最新記事