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認知症になるかどうかが、血液検査でわかってしまう

2015年06月30日 05時19分03秒 | 健康

すばらしいことです。

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認知症予備軍、血液で判定法を開発…筑波大など

 アルツハイマー病の予備軍とされる軽度認知障害の発症を血液成分から判定できる検査法を開発したと、筑波大などの研究チームが発表した。

 約80%の精度があるという。

 アルツハイマー病は、原因たんぱく質「アミロイドβ(ベータ)」が脳内にたまり、神経細胞を傷つけて起こるとされており、認知症の7割を占める。内田和彦同大准教授や朝田隆東京医科歯科大特任教授らは2001〜12年、茨城県利根町の住民約900人を対象に発症と、血液成分の関係を調べた。

 その結果、軽度認知障害、アルツハイマー病と進むほど、アミロイドβの脳外への排除などに関わるたんぱく質3種類が減ることが判明した。

 さらに、この3種類のたんぱく質を測ることで、軽度認知障害を高精度に判別できる検査法を開発。7cc程度の血液を採って調べる。全国約400か所の医療機関で検査を受けられるようにした。保険はきかず、検査費は数万円

認知症予備軍、血液から判定へ 特定たんぱく質を測る

 血液中の特定のたんぱく質を測ることで、アルツハイマー型認知症の予備軍とされる軽度認知障害(MCI)がわかる可能性が出てきた、と筑波大学などの研究チームが26日発表した。

 アルツハイマー病は、脳にアミロイドβというたんぱく質が蓄積することが原因とされる。しかし、たまり始めるのは、認知機能の低下によって生活に支障が出る約20年前からという。

 内田和彦准教授によると、2001年から茨城県利根町で始まった高齢者約1900人を対象にした調査で、長期的に追跡できた約900人を分析。3年ごとに実施された血液検査のデータを調べると、認知症やMCIの人は認知症でない人と比べ、アミロイドβを脳内から排出したり、その毒性を弱めたりする働きがある3種類のたんぱく質の量が少なくなっていた。

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しかし、保険がきかなくて、検査費が数万円かかるというのがいただけません。厚労省は、一日も早くこの検査に保険が適用できるようにして、認知症予備軍に入った人たちの治療を進めるようにすべきです。そうすれば、莫大な医療費と哀しい認知症介護の問題が低減されることでしょう。

でも、検査を受けるのが怖いのも事実ではあります。


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