世界との距離がありすぎて、なかなか取り上げられることのない砲丸投げで、6年ぶりに日本新記録が出ました。立派なことです。記録しておきましょう。
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畑瀬、砲丸投げで18メートル78の日本新記録!「夢は20メートル」/陸上
陸上・日本選手権最終日(28日、デンカビッグスワンスタジアム)男子砲丸投げで、畑瀬聡(32)=群馬綜合ガード=が18メートル78の日本新記録をマークし、4年連続9度目の優勝を飾った。
「一昨年から(日本記録を)出せるといいながら出せなかった。少し恩返しできた」。雨が降りしきる中、5投目に2009年10月に山田壮太郎がたたき出した従来の日本記録(18メートル64)を14センチ上回ると、手をたたいて右腕を突き上げた。
それでも8月の世界選手権の参加標準記録(20メートル45)は遠かった。「夢は20メートル投げること。あきらめずにやっていく。この大会で10回勝つまではやめられない」とさらなる進化を誓った。
男子砲丸投げが行われ、畑瀬聡(群馬綜合ガード)が18メートル78の日本新記録で4年連続9度目の優勝を飾った。
09年に山田壮太郎が出した18メートル64を更新。「ここ最近、周りに迷惑を掛けて、お世話になりっぱなしで…。一昨年、去年と出せる出せるといいながら、恩返しできない状態だった。少し恩返しができたかな」と、笑顔で話した。
9度目の優勝で、大台のV10まであと1つ。「まだまだこれで終わりじゃない。絶対19メートルも出せると思う。連覇も上には上がいるんで。(ハンマー投げの室伏広治の)20とか。さすがに20はどうかと思うけど、まず10を」と、今後を見据えた。
【陸上】砲丸投げ畑瀬、日本新で4年連続9度目V「最低10勝」
◆陸上日本選手権最終日(28日、新潟市・デンカビッグスワンスタジアム)
陸上の日本選手権(新潟・デンカS)最終日が28日行われ、男子砲丸投げで07年世界陸上(大阪)代表の畑瀬聡(32)=群馬綜合ガード=が、5投目に18メートル78の日本新記録を樹立した。09年に山田壮太郎(法大)が樹立した18メートル64を塗り替え、4年連続9度目の優勝。「周りの方々にやっと恩返しができた」と言葉を弾ませた。
今年12月で33歳のベテラン。日本選手権で20連覇を達成した日本投てき界の“鉄人”ことハンマー投げの室伏広治(40)=ミズノ=を引き合いに「20(連覇)という人もいるわけで、自分も最低10勝はしたい。10勝するまではやめられない」と宣言した。
北京世界陸上(8月)の参加標準記録は20メートル45。世界記録は90年にR・バーンズ(米国)が樹立した23メートル12。世界とは、まだまだ開きがある。「技術的にまだ終わりじゃないし、19(メートル)は出せると思っている。砲丸投げをやっている以上、20メートルは夢の数字。19メートルも20メートルも投げていないので、まだ諦めがつかない」と向上心は尽きない。
愛情料理でパワーさく裂! 男子砲丸投げが行われ、畑瀬聡(32=群馬綜合ガード)が日本新記録の18メートル78を投げて2年ぶり9度目の優勝を飾った。「1から4投目までは手投げしていた。5投目はすーっという感じ」と砲丸が伸びて、自身としては9年ぶりに自己記録を塗り替えた。「いろいろな人にお世話になって、迷惑かけて…。本当にうれしい」と喜んだ。
感謝した1人は10年に結婚した妻の沙希さん。春先から「外国人のでかさを見て」とあらためて体重の重要性を実感してから、増量メニューを作ってもらった。1日の摂取カロリーは6000キロ超え。主菜、副菜にご飯は毎食2合。メニューを変えながら工夫し、手作りで支えてくれたという。そのおかげもあり、体重は110キロから121キロまで順調に増加。日本一の舞台で見事に力を発揮し、「コーンシチューが1番ですね。妻が頑張ってくれました」とねぎらった。
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