演説で英語を学ぼう

ブロードバンド時代の英語学習が以前のそれと同じであっては困ります。賢く楽しく学ぶ方法があればそれに越したことはないのです。

そのために、INDECでは映画やTVドラマを英語学習に積極的に取り入れることを勧めています。映画やドラマは英語文化全面学習を支える背景知識を増やすという意味で役に立つのです。

とはいえ、映画やドラマは、どんなによく出来ていても、フィクションです。やはりノンフィクションの迫力には敵いません。

そこでINDECでは有名な演説からホンモノの表現力やレトリックを学ぶことも勧めています。

そしていい時代が来ました。これまではそういう演説を文字として読むだけだったり、高いお金を払ってテープやCDを買って勉強しなければならなかったのが、次に紹介するサイトに入ると無料で有名な演説を聴くことができる上に、スクリプトを読むことができるのです。

そのサイトが。American Rhetoricです。

このサイトに入ったならば、JFKの就任演説からジョージ・ブッシュの911後の演説まで明瞭な音声で聴くことが出来ます。

さらには、映画の中の名演説も大量に収録されています。『ウォール街』においてマイケル・ダグラス演じるゲッコーが株主総会で行う演説も、完全なスクリプト付きで聞くことができるのです。（こういうものを聴いてホリエモンも英語ならびにプレゼンテーション・スキルをもっと磨いて欲しいと個人的には思わずにはいられません。）

そして絶対聞き逃して欲しくないのが、ダグラス・マッカーサー連合国軍総司令官の演説2本です。

1本は有名な「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」の連邦議会における退任演説。もう1本は、それから10年以上経ってウエストポイント陸軍士官学校に招かれて行った演説です。マッカーサーの肉声がはっきりと聞けます。

こういう声をした軍人が、かつて日本に辛酸をなめさせ、そして日本を10年近くも支配していたのだと思うと、何とも云えない思いが募ります。

まずは、クリックして楽しんでみてください。

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