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映画DVDに禁煙広告

2008年07月14日 08時10分08秒 | 離煙ニュース: 海外編
離煙派のゴウ先生でも、いくら何でもここまでやるかと驚く措置です。

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ハリウッドのスタジオ各社がDVDで禁煙広告
子ども向け作品での告知に合意
(Variety Japan)
2008/07/12

 米メジャー・スタジオ各社は、喫煙シーンのある青少年向けの映画のDVDに禁煙広告を入れることで合意した。

 パラマウント、ソニー、ユニバーサル、ワーナー・ブラザース、ウォルト・ディズニーの5社は、カリフォルニア州保険局、スタジオ各社の代表、そしてEntertainment Industry Foundation(EIF=娯楽産業振興団体)の合意に基づき、主に13歳以下の子どもを対象とするG(全年齢に適する)、PG(子どもには保護者の検討が必要)、PG-13(13歳未満の子どもには保護者の同伴が必要)指定を受けた映画のDVDを新規にリリースする際、禁煙に関する公共広告を載せることになる。

 ディズニーではこれまで、独自の禁煙広告プログラムを行っていたが、10日(木)に同合意に加わり、州が作成した告知を使用することになった。一方、20世紀フォックスは独自の禁煙広告を別に推進していくとしている。

 11日(木)には、アーノルド・シュワルツェネッガー、カリフォルニア州知事により、ハリウッドのコダック・シアターでこの件に関する発表が行われる予定だ。

 禁煙広告は、『インクレディブル・ハルク』や『ラスベガスをぶっつぶせ』など、喫煙シーンを含む映画に表示される。その告知は州のたばこ管理プログラムの指導によって製作され、喫煙を止める方法についての情報サイトTabaccoFreeCa.com の紹介もあわせて行われる。

 今回のスタジオ5社との契約は2009年までとされ、EIFはスポットに出演するタレント費用を21カ月分支払う予定。最初の告知スポットとなる“Icons”は、7月22日に米で発売となるソニー作品『ラスベガスをぶっつぶせ』でお目見えする。

 禁煙運動団体は長年、映画内での喫煙の描写を制限するようハリウッドの映画会社に働きかけてきた。近年その成果もあって、映画業界は劇中の登場人物がたばこに火をつけることで発生する影響について、少しは憂慮するようになったという。昨年、米映画協会(MPAA)は、対象を未成年のたばこ使用に限定するとした上で、すべての喫煙の描写をレーティング決定の検討材料にすると発表した。

 しかし、一部の禁煙運動団体はさらに厳しいガイドラインを求めており、たばこを吸う登場人物のいる夏の大作映画への批判を展開している。

 また州当局は、劇場主にも同様の公共広告プログラムを採用するように求めている。

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確かに、カッコよくタバコを吸うスーパースターを見ると、タバコを吸うのも悪くないと思うものです。30年前の高校生はそうしてタバコを覚え、ウルトラヘビースモーカーになりました(ゴウ先生のことです)。

ですから、こういう措置には一定の理解を示すものの、表現の自由というものをどう考えるのかという問題が残ります。

かつて葉巻をくわえてスクリーンに登場したこともあるシュワルツェネッガー知事は、その辺をどう考えているのでしょう。

ちょっとやりすぎなような気もしないではありません。

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