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『硫黄島からの手紙』、アカデミー賞の前哨戦を制す

2006年12月07日 19時36分04秒 | 映画ニュース
日本では今月9日(土)から一般公開される『硫黄島からの手紙』が、全米映画評論委員会賞の最優秀作品賞に選ばれました。

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全米映画評論委賞、「硫黄島からの手紙」が最優秀作品賞に(ロイター) - goo ニュース

2006年12月7日(木)14:59

 [ニューヨーク 6日 ロイター] 全米映画評論委員会賞(ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞)が6日発表され、最優秀作品賞にクリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」が選ばれた。

 最優秀女優賞は「クイーン」のヘレン・ミレン、最優秀男優賞は「The Last King of Scotland(原題)」のフォレスト・ウィタカーが受賞。

 最優秀監督賞には犯罪ドラマ「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ監督、最優秀外国映画賞にはスペイン女優ペネロペ・クルス主演の「ボルベール(原題)」が選ばれた。

 これらの賞は、映画関係者など会員120人による投票によって選出。同賞は、来年2月のアカデミー賞の行方を占う前哨戦として注目されている。

 「硫黄島からの手紙」は今月20日、全米公開となる。

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先月試写会で見てきて、その環境の悪さもあって期待を下回ったというレビューを書きました(レビューは、こちら!)。しかし、あのような「日本映画」をクリント・イーストウッドというアメリカ人の超一流監督が製作してくれ、そしてそれをアメリカを代表する全米映画評論委員会が高く評価してくれるのですから、一日本人として嬉しくてなりません。

なお、全米映画評論委員会が選んだ今年のトップ10映画から『硫黄島からの手紙』をのぞく9作品は次のとおり(アルファベット順)。(該当サイトは、http://www.nbrmp.org/awards/

Babel (バベル: 2007年GW公開予定)
Blood Diamond (2006年陽春公開予定)
The Departed (ディパーテッド: 2007年1月20日公開)
The Devil Wears Prada (プラダを着た悪魔: 公開中)
Flags Of Our Fathers (父親たちの星条旗: 公開中)
The History Boys
Little Miss Sunshine (リトル・ミス・サンシャイン: 2006年12月23日公開)
Notes On A Scandal
The Painted Veil

個人的には、『プラダを着た悪魔』(レビューは、こちら!)と『父親たちの星条旗』(レビューは、こちら!)が高く評価されたのが嬉しいですし、『リトル・ミス・サンシャイン』と『ディパーテッド』は公開されたらすぐに見に行く予定です。

ともあれ、『硫黄島からの手紙』は、12月10日にはもう一度環境のよい映画館で見直す予定です。今度はどっぷりと感動できるでしょうか。詳細は、またご報告します。

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