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中国、エイズ研究者の訪米を阻止

2007年02月07日 08時00分06秒 | 時事放談: 中国編
中国におけるエイズ拡大の原因のひとつが「売血」にあることは間違いありません(関連記事へは、こちらをクリック!)。その実態を世界に知られるのが嫌だったのでしょう。中国政府は渡米予定のエイズ研究者を軟禁してしまいました。

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エイズ研究者、中国が軟禁…実態暴露恐れ訪米阻止(読売新聞) - goo ニュース

2007年2月6日(火)23:53

 【香港=吉田健一】6日付の香港紙・明報などが報じたところによると、米国の民間人権団体の表彰式に出席するため訪米準備をしていた中国のエイズ対策の第一人者、高耀潔・元河南中医学院教授(80)が、中国当局により河南省内の自宅に軟禁された。

 高氏は、同省農村部での売血によるエイズ被害の実態を告発するなどエイズ対策に尽力しており、新たな実態暴露を警戒する当局が訪米を阻止しようとしたものと見られる。

 同紙などによると、高氏は訪米ビザ申請のため、4日に同省鄭州から北京に向かう予定だったが、10日前から当局者数十人が高氏の自宅を厳しい監視下に置き、高氏の外出を妨害。電話回線も切断されているという。

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いやはや、世界中、為政者たちは「不都合な真実」を隠しておこうとしてしまいます。中国政府は、エイズ撲滅のためにも、理性的行動を求めたいところです。

そして、日本もこうした基本的人権を無視した国を対等なパートナーとして考えてよいのかどうか、考えるべきではないでしょうか。内部に孕んだ不安定さからいえば、中国も北朝鮮と変わりないかもしれません。中国、常に要注意です。

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