面白い!勉強になります。記録しておきましょう。
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米国史上で最もリッチだった大統領トップ10の顔ぶれはどんなものか? この2世紀のインフレや経済成長などを考慮に入れつつ、様々な要素を勘案してリストを作成してみた。残念ながら、印税を何百万ドルも稼いだにも関わらずバラク・オバマ大統領はこのリストに載っていない。(括弧内は大統領在任期間)。
1位:ジョージ・ワシントン(1789-1797)
米国建国の父は豊かな資産を誇っていた。鋭いビジネス感覚と裕福な未亡人との結婚で、ワシントンは数百人にのぼる奴隷も含め、かなりの財産を築き上げた。最もリッチな100人のアメリカ人にランクインするただひとりの大統領でもある。
2位:ハーバート・フーバー(1929-1933)
孤児だったフーバーは、自力でのしあがってきた人物だ。スタンフォード大学で地質学を学び、それを生かして鉱山への投資やコンサルティングに関わった。1910年代の初めには現在の額にして年収250万ドルを稼いでいた。この資産をひっさげフーバーは公職に就いた。大統領を務めた間の給料は、慈善事業に寄付していたという。
3位:トーマス・ジェファーソン(1801-1809)
ジェファーソンの主な資産は両親から受け継いだものだった。ヴァージニア州で最も裕福な30人に数えられていた。しかし、彼は有名な豪邸モンティチェロに住んでおり、大統領退任後はやや経済的に苦しくなったといわれている。
4位:ジョン・F・ケネディ(1961-1963)
父親のジョゼフ・P・ケネディは金融業界のやり手で、投資と銀行とアルコール販売で富を築いた。そんな父を持ったJFKは裕福な暮らしをしており、フーバー同様、大統領の給料は慈善事業に寄付していた。だが、彼の資産が10億ドルにのぼるというのは幻想にすぎない。
5位:アンドリュー・ジャクソン(1828-1837)
自らを「国民の味方」と称し、中央銀行と激しく対立した。だが、弁護士や軍の将軍としての立場を利用してインサイダー情報を手に入れ、ジャクソンは富を築いた。土地投機を行い、ネイティブ・アメリカンを強制移住させた後の土地を購入している。300人近くの奴隷を抱えていたことも彼が裕福であったことの証といえるだろう。
6位:セオドア・ルーズベルト(1901-1909)
ニューヨークの裕福な家に生まれた彼は、受け継いだ資産の利子や信託資金など安定した収入源を持っていた。そのおかげで、1880年代にノースダコダの牧場で過ごした日々の費用が、現在に換算すると150万ドルもかかったにも関わらず、何の問題もなく生活することができた。他の多くの大統領と同様に、テディは退任後、本を書いてささやかな収入を得た。
7位:ザカリー・テイラー(1849-1850)
在任期間はたった14カ月。胃腸炎で1850年に突然死亡した。テイラーはケンタッキーで何千エーカーもの土地と何百人もの奴隷を所有する農園主の家に生まれた。軍隊で功績を挙げ、ルイジアナに自分自身の広大な土地と奴隷を所有していた。
8位:フランクリン・D・ルーズベルト (1933-1945)
裕福な家庭に育ち、アイビーリーグの大学を卒業した。働く必要はなかったが、ウォール街で弁護士の職を得、すぐに辞めて政界に入った。ハイドパークにある地所は実際には彼を溺愛した母が所有者だった。
9位:リンドン・B・ジョンソン (1963-1969)
さほど裕福ではない家に生まれたジョンソンは、1930年代に連邦議会議員となった直後からせっせと資産を蓄え始めた。1950年代に妻の名前で購入したオースティンとテキサスの全国ネットのテレビ局は、その後、TVメディアの価値が高まったことでジョンソン家に富をもたらした。
10位:ジェームズ・マディソン (1809-1817)
在職中にホワイトハウスが焼けてしまったが、もちろんマディソンが所有していたわけではない。彼は生まれ故郷のヴァージニア州の5000エーカーもある肥沃なタバコ農園を受け継いでいた。大統領に就任した時は裕福だったが、膨れ上がる負債を抱え退任後は経済的に苦しくなった。彼の著した合衆国憲法制定会議に関する覚書は、現在の価値にして150万ドルと見積もられており、マディソンの死後、出版されて妻のドリーに利益をもたらした。
1位:ジョージ・ワシントン(1789-1797)
米国建国の父は豊かな資産を誇っていた。鋭いビジネス感覚と裕福な未亡人との結婚で、ワシントンは数百人にのぼる奴隷も含め、かなりの財産を築き上げた。最もリッチな100人のアメリカ人にランクインするただひとりの大統領でもある。
2位:ハーバート・フーバー(1929-1933)
孤児だったフーバーは、自力でのしあがってきた人物だ。スタンフォード大学で地質学を学び、それを生かして鉱山への投資やコンサルティングに関わった。1910年代の初めには現在の額にして年収250万ドルを稼いでいた。この資産をひっさげフーバーは公職に就いた。大統領を務めた間の給料は、慈善事業に寄付していたという。
3位:トーマス・ジェファーソン(1801-1809)
ジェファーソンの主な資産は両親から受け継いだものだった。ヴァージニア州で最も裕福な30人に数えられていた。しかし、彼は有名な豪邸モンティチェロに住んでおり、大統領退任後はやや経済的に苦しくなったといわれている。
4位:ジョン・F・ケネディ(1961-1963)
父親のジョゼフ・P・ケネディは金融業界のやり手で、投資と銀行とアルコール販売で富を築いた。そんな父を持ったJFKは裕福な暮らしをしており、フーバー同様、大統領の給料は慈善事業に寄付していた。だが、彼の資産が10億ドルにのぼるというのは幻想にすぎない。
5位:アンドリュー・ジャクソン(1828-1837)
自らを「国民の味方」と称し、中央銀行と激しく対立した。だが、弁護士や軍の将軍としての立場を利用してインサイダー情報を手に入れ、ジャクソンは富を築いた。土地投機を行い、ネイティブ・アメリカンを強制移住させた後の土地を購入している。300人近くの奴隷を抱えていたことも彼が裕福であったことの証といえるだろう。
6位:セオドア・ルーズベルト(1901-1909)
ニューヨークの裕福な家に生まれた彼は、受け継いだ資産の利子や信託資金など安定した収入源を持っていた。そのおかげで、1880年代にノースダコダの牧場で過ごした日々の費用が、現在に換算すると150万ドルもかかったにも関わらず、何の問題もなく生活することができた。他の多くの大統領と同様に、テディは退任後、本を書いてささやかな収入を得た。
7位:ザカリー・テイラー(1849-1850)
在任期間はたった14カ月。胃腸炎で1850年に突然死亡した。テイラーはケンタッキーで何千エーカーもの土地と何百人もの奴隷を所有する農園主の家に生まれた。軍隊で功績を挙げ、ルイジアナに自分自身の広大な土地と奴隷を所有していた。
8位:フランクリン・D・ルーズベルト (1933-1945)
裕福な家庭に育ち、アイビーリーグの大学を卒業した。働く必要はなかったが、ウォール街で弁護士の職を得、すぐに辞めて政界に入った。ハイドパークにある地所は実際には彼を溺愛した母が所有者だった。
9位:リンドン・B・ジョンソン (1963-1969)
さほど裕福ではない家に生まれたジョンソンは、1930年代に連邦議会議員となった直後からせっせと資産を蓄え始めた。1950年代に妻の名前で購入したオースティンとテキサスの全国ネットのテレビ局は、その後、TVメディアの価値が高まったことでジョンソン家に富をもたらした。
10位:ジェームズ・マディソン (1809-1817)
在職中にホワイトハウスが焼けてしまったが、もちろんマディソンが所有していたわけではない。彼は生まれ故郷のヴァージニア州の5000エーカーもある肥沃なタバコ農園を受け継いでいた。大統領に就任した時は裕福だったが、膨れ上がる負債を抱え退任後は経済的に苦しくなった。彼の著した合衆国憲法制定会議に関する覚書は、現在の価値にして150万ドルと見積もられており、マディソンの死後、出版されて妻のドリーに利益をもたらした。
Forbes JAPAN 編集部
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金があれば名大統領になれるとはいいませんが、ここに挙げられた人々は、みな歴史に残る人たちばかり。金はないよりあったほうが、はるかによいようです。
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