眠い目をこすりながら、応援していたのですが、残念!でも、あっぱれ!
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世界中が拍手!59歳ワトソン 死闘準V(スポーツニッポン) - goo ニュース
2009年7月21日(火)06:01
老将の奮戦に世界中が泣いた。第138回全英オープン最終日は19日、英国ターンベリーのターンベリー・エイルサコース(7204ヤード、パー70)で行われ、、59歳10カ月のトム・ワトソン(米国)はあと1パットで優勝まで迫ったが、最終18番で痛恨のボギー。プレーオフの末にスチュワート・シンク(36=米国)に敗れた。142年ぶりの最年長優勝更新はならなかったが、4日間76ホールの長丁場を全力で戦い抜いた老将には世界中のファンが惜しみない拍手を送り、涙を流して頑張りを称えた。
歴史を塗り替えられなかった無念さを、ワトソンは自ら「Old fogey almost did it」(時代遅れのおいぼれが、もう少しで夢をかなえるところだった)と表現した。1打リードで迎えた最終18番。第2打はピンまで残り180ヤード。一度は9Iを手にし、悩んだ末に8Iに替えた。ボールはピンに向かって真っすぐ飛んだが、予想外にフォローの風が強くグリーンの奥へこぼれた。パターで打った第3打も2メートルオーバー。入れれば優勝のパーパットは打ちきれずにショート。復活した“新帝王”を応援してきたギャラリーからため息が漏れ、主役は最後の72ホール目で初めて失望の表情を見せた。
シンクとの4ホールのプレーオフ。9カ月前に左股関節を手術し、9月に60歳を迎える老雄に戦う力は残っていなかった。「疲労で足が動かなくなった」。最初の5番で第2打をバンカーに入れてボギー。17番でも連続してラフに打ち込み、ダブルボギーで力尽きた。
「もう少しで勝てた。涙がこぼれそうなほどがっかりしている」。静まりかえった記者会見場。重苦しい空気を察したワトソンは、気を取り直して「ここは葬式の場じゃないよ」と笑わせた。77年に同じターンベリーで繰り広げられたニクラウスとの優勝争いは「白昼の決闘」と言われた。当時のワトソンには勝負に生きる男の強さがあふれていたが、30年以上たった今は常にほほ笑みを絶やさない。5年前に生涯の友人だった専属キャディーのブルース・エドワーズ氏(享年49)を筋萎縮性側索硬化症で失った。以来、「勝つことがすべて」だった男は「一日一日を全力で生きること。ささいなことでイライラしないこと」に変わった。4日間、76ホールの戦いは最愛の友にささげるプレーでもあった。
歴史的勝利はならなかった。だが、53歳だった昨年のノーマンに続く59歳の奮闘が、色あせることはない。大会前に「幸運を祈る」とメールしてきた69歳のニクラウスはフロリダの自宅でテレビにクギ付けとなり、感激の涙を流した。テレビのリポーターを務めた青木功も目を潤ませた。USAトゥデー紙のロプレスティー記者が「私たちはいつも、やれ腰が痛い、ひざが痛いとこぼしていたのに、この1週間はそれを忘れていたじゃないか。老いた英雄に乾杯しよう」と書いたように、ゴルフを愛するすべての人々が勇気づけられた。
「来年の(全英の試合会場)セントアンドリュースでも戦える。自分の子供のような年代の選手とプレーするのは本当に楽しかったし、自分がまだプレーできることを示せたのは愉快だった」。規定では全英の出場資格は60歳までだが、主催のR&Aは再検討する方針を示した。卓越した技術、勝利への執念。ターンベリーの本当の勝者は、間違いなく59歳のトム・ワトソンだった。
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何歳になっても挑戦し続けることをやめないトム・ワトソン。感動です。この姿勢は、見習わないと。
でも、優勝して欲しかった・・・。
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世界中が拍手!59歳ワトソン 死闘準V(スポーツニッポン) - goo ニュース
2009年7月21日(火)06:01
老将の奮戦に世界中が泣いた。第138回全英オープン最終日は19日、英国ターンベリーのターンベリー・エイルサコース(7204ヤード、パー70)で行われ、、59歳10カ月のトム・ワトソン(米国)はあと1パットで優勝まで迫ったが、最終18番で痛恨のボギー。プレーオフの末にスチュワート・シンク(36=米国)に敗れた。142年ぶりの最年長優勝更新はならなかったが、4日間76ホールの長丁場を全力で戦い抜いた老将には世界中のファンが惜しみない拍手を送り、涙を流して頑張りを称えた。
歴史を塗り替えられなかった無念さを、ワトソンは自ら「Old fogey almost did it」(時代遅れのおいぼれが、もう少しで夢をかなえるところだった)と表現した。1打リードで迎えた最終18番。第2打はピンまで残り180ヤード。一度は9Iを手にし、悩んだ末に8Iに替えた。ボールはピンに向かって真っすぐ飛んだが、予想外にフォローの風が強くグリーンの奥へこぼれた。パターで打った第3打も2メートルオーバー。入れれば優勝のパーパットは打ちきれずにショート。復活した“新帝王”を応援してきたギャラリーからため息が漏れ、主役は最後の72ホール目で初めて失望の表情を見せた。
シンクとの4ホールのプレーオフ。9カ月前に左股関節を手術し、9月に60歳を迎える老雄に戦う力は残っていなかった。「疲労で足が動かなくなった」。最初の5番で第2打をバンカーに入れてボギー。17番でも連続してラフに打ち込み、ダブルボギーで力尽きた。
「もう少しで勝てた。涙がこぼれそうなほどがっかりしている」。静まりかえった記者会見場。重苦しい空気を察したワトソンは、気を取り直して「ここは葬式の場じゃないよ」と笑わせた。77年に同じターンベリーで繰り広げられたニクラウスとの優勝争いは「白昼の決闘」と言われた。当時のワトソンには勝負に生きる男の強さがあふれていたが、30年以上たった今は常にほほ笑みを絶やさない。5年前に生涯の友人だった専属キャディーのブルース・エドワーズ氏(享年49)を筋萎縮性側索硬化症で失った。以来、「勝つことがすべて」だった男は「一日一日を全力で生きること。ささいなことでイライラしないこと」に変わった。4日間、76ホールの戦いは最愛の友にささげるプレーでもあった。
歴史的勝利はならなかった。だが、53歳だった昨年のノーマンに続く59歳の奮闘が、色あせることはない。大会前に「幸運を祈る」とメールしてきた69歳のニクラウスはフロリダの自宅でテレビにクギ付けとなり、感激の涙を流した。テレビのリポーターを務めた青木功も目を潤ませた。USAトゥデー紙のロプレスティー記者が「私たちはいつも、やれ腰が痛い、ひざが痛いとこぼしていたのに、この1週間はそれを忘れていたじゃないか。老いた英雄に乾杯しよう」と書いたように、ゴルフを愛するすべての人々が勇気づけられた。
「来年の(全英の試合会場)セントアンドリュースでも戦える。自分の子供のような年代の選手とプレーするのは本当に楽しかったし、自分がまだプレーできることを示せたのは愉快だった」。規定では全英の出場資格は60歳までだが、主催のR&Aは再検討する方針を示した。卓越した技術、勝利への執念。ターンベリーの本当の勝者は、間違いなく59歳のトム・ワトソンだった。
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何歳になっても挑戦し続けることをやめないトム・ワトソン。感動です。この姿勢は、見習わないと。
でも、優勝して欲しかった・・・。
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