立派です。酒も飲まず、タバコも吸わない北島さんだからこそ、78歳でも座長公演が行えたのです。
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サブちゃん男泣き!座長公演4578回で卒業「引退はしません」(サンケイスポーツ) - goo ニュース
サブちゃん、感謝の男泣き-。演歌の大御所、北島三郎(78)が29日、福岡・博多座で「北島三郎最終公演」の千秋楽を迎え、46年間続けてきた1カ月単位の大劇場座長公演にピリオドを打った。公演回数は1968年の初演から、前人未到の4578回を数えた。亡き弟とファンへの感謝から何度も涙しつつ熱唱し、「引退はしません!」と最後は笑顔ものぞかせた。
一昨年のNHK紅白歌合戦に続き、通算800万人以上を動員した大舞台からの卒業。長期公演は年齢的な体力の衰えから、もう厳しい。長く歌手活動を続けるためにも「ここで一線を引きたい」と卒業を決めた。
千秋楽のこの日も、人情時代劇「国定忠治」と歌謡ショーの2本立てで、超満員の約1500人を魅了。昨年7月、肝臓がんで死去した末弟、大野拓克(ひろかつ)さん(享年67)の遺影を胸元にしのばせていた。拓克さんは北島の歌謡ショーで数十年も演出を担当した盟友でもある。
「みっともない姿を見せて、すみません」。北島が涙ぐんだのは、ヒット曲「百年の蝉」を歌った直後だった。「セミの鳴く季節に死んだ弟を思い出してしまった。この大きな舞台を一緒にやってきた弟。きょうも、どこかで見守ってくれていると思います」。その言葉に、客席からすすり泣く声が漏れた。
北島は泣きながらも、周囲への感謝は忘れない。「ここまで来られたのはファンの皆さんや共演の仲間たち、スタッフのおかげ。感謝の思いは止まりません」。自らを励ますように歌い続け、フィナーレでは約130人の共演者とともに電飾巨大カブトに乗って熱唱し、客席を喜ばせた。
さらに、この日のために作詞作曲した「泪の花舞台」(発売未定)も全員と披露。♪泣いちゃいけない 泣いたら駄目と 云った言葉の 裏で泣く…。寄る年波には勝てない悲哀ものぞき、再び涙する場面もあったが、声の張りと声量は変わらない。
酒もたばこもやらず、ゴルフ好きで、健康には人一倍気を配る北島。公演後の会見では「引退はしません!」と力強く宣言し、「体力の続く限り歌ってまいります」とファンに誓った。「今後は恩返しのため、時間の許す限り、日本全国どこにでも行って歌いたい」とも話しており、単発の歌謡ショーやテレビ出演などは積極的に続ける。
最後は「仲間の歌手とスクラムを組んで、大勢で演歌を盛り上げていきたい」。北島の新たな挑戦が始まった日とも言えそうだ。
座長サブちゃん、幸せありがとう!46年間公演「まつり」締め
2015年1月30日6時0分 スポーツ報知
演歌歌手の北島三郎(78)が29日、福岡・博多で「北島三郎最終公演」の千秋楽を迎え、46年間続いた座長公演にピリオドを打った。前人未到の4578回目のステージを終えたサブちゃんは「たくさんの幸せをありがとう」と涙。舞台上の劇団員、ゲストらも泣きじゃくるなど、多くの感動とともに一つの時代を締めくくった。
46年間の公演を締めくくる最後のあいさつ。観客席から口々に起こる「ありがとう」の声に北島もこらえるのを抑えることができなかった。「しゃべると泣いちゃうよ…。千秋楽でぐしゅぐしゅ泣くのは、みっともないけど感謝で止まらないよ」と目頭をぬぐった。
ともに舞台を盛り上げてきた劇団員も膝から崩れ落ちて号泣。応援に来たゲストもステージに上り、福岡市長・高島宗一郎氏(40)も「これからも日本人の心を伝えてください」と涙を流した。演歌歌手の島津亜矢(43)も「さみしいです!」と泣きじゃくると、思わず北島は「いや、まだ生きてるから」と苦笑いした。
この日は第1部で江戸時代の渡世人「国定忠治」を熱演。第2部では「風雪ながれ旅」「函館の女」など22曲を熱唱し、ラストは「まつり」。高さ4メートルの巨大カブトの上にあるシャチホコに乗り、観客席4列目くらいまで伸び、約1500人の観客を盛り上げた。
1968年に第1回を行い、ファンのリクエストで71年以降、毎年必ず行ってきた特別公演。体調が悪くても続けてきた。還暦を過ぎてからは禁煙。東京都・八王子市の自宅では家庭菜園に励んで気分転換し、心身ともに健康に気を付けてきた。
この日、終演後の取材では一昨年の紅白卒業と同じように「1本の線を引かせていただきます」と話したが「疲れるんですよ。疲れないような舞台ではいけないけど」とかすれた声で本音も吐露。「王貞治さんも、引退した時『20本打てる自信はあった』と言っていた」と世界の本塁打王に心境をなぞらえた。
座長公演は卒業となるが、今後は「引退はしません!」と強調。全国の小さい会場で歌唱や演技を行っていく。「少しだけ休みます」と話したが、関係者によるとすでに来月は節分会、コンサートなどの予定が入っているという。第一線を退いてもまだまだサブちゃんは引っ張りだこだ。
サブちゃん最終公演に山本譲二、小金沢昇司ら駆けつけ花束贈った(サンケイスポーツ) - goo ニュース
サブちゃん、感謝の男泣き-。演歌の大御所、北島三郎(78)が29日、福岡・博多座で「北島三郎最終公演」の千秋楽を迎え、46年間続けてきた1カ月単位の大劇場座長公演にピリオドを打った。最終公演には北島の三女で女優、水町レイコ(40)と次女の娘婿で弟子でもある歌手、北山たけし(40)も出演。2人は「銀座の恋の物語」をデュエットで披露した。また、「まつり」の後のステージには北島の弟子の原田悠里(60)、山口ひろみ(39)、大江裕(25)のほか、“独立”した山本譲二(64)、小金沢昇司(56)も駆けつけ、花束を贈った。
歌手仲間の藤あや子(53)、島津亜矢(43)、かつて共演した女優、山本陽子(72)もステージに上がり、花を添えた。
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歌のために、タバコもやめる。才能豊かな人が、ここまで節制したら、並みの歌手は太刀打ちできません。貧乏英語塾長は、高橋竹山を謳った「風雪ながれ旅」が大好きで、ジョギングしているときにiPodでこの歌を聴くと、ランニングハイ状態になり、鳥肌を立て、目頭を熱くしてしまいます。
あの声量豊かで伸びやかな高音は、北島さん独特のもの。それもこれも、大好きなタバコと離煙できる我慢ができたからでしょう。これからもすばらしい歌声をいつまでも聴かせてください。まずは、お疲れ様でした。
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