夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

ニューヨーク州、タバコ税大幅値上げ

2008年06月05日 07時14分39秒 | 離煙ニュース: 海外編
禁煙先進国でありつつも、ひそかに喫煙天国でもあるアメリカ、州によってタバコに対する考えはまちまちです。その中でも禁煙意識の高いニューヨーク州。大幅なタバコ税値上げを実施しました。

**********

NY州のたばこ税、全米最高の2.75ドルに (U.S. FrontLine)
更新2008年06月03日 18:23米国東部時間

 ニューヨーク州で3日、たばこ税が以前の1箱(20本入り)1.50ドルから1.25ドル引き上げられ、全米でも最高の2.75ドルとなった。

 AP通信によると、州はたばこ税引き上げで年間2億6500万ドルの追加税収を見込んでおり、たばこ税収全体は2008~09会計年度で13億ドルに上る見通し。これまで州内のたばこ平均価格は1箱5.82ドル、ニューヨーク市では市税が加わって約8ドルだったが、値上げ後の市内では店によっては10ドルを超える

 今回の値上げで14万人のニューヨーカーが喫煙をやめると予想され、市保健長官は「人々をニコチン依存から遠ざける非常に効果的な方法の1つは値段を上げること。特に若者は価格に敏感なため、この値上げで24万3000人の未成年者の喫煙を防げる。われわれが望むのは、高いお金を払うことではなく喫煙をやめること」と話した。

 市の禁煙対策に対し、喫煙者擁護団体のオードリー・シルク代表は「値段が上がれば喫煙者がたばこをやめると考えるのはおかしい」と反論。シルク氏は、市が前回たばこ税を引き上げた時に手巻きたばこに切り替えており、他の喫煙者も同じような方法で必要を満たすと考えている。

 たばこ販売収入への依存度が高いコンビニエンス店も、たばこ税引き上げには反対で、ニューヨーク・コンビニエンス店協会は「課税が義務づけられているわれわれの店を避け、先住民が経営する店やインターネット、密売業者など他の非課税店で買う州内の喫煙者が増えている。税引き上げはこの動きを広げるだけ」と見ている。

**********

日米の物価パリティを考えると、1ドル150円から200円の間だと思います。それが正しいとすると、ニューヨーク・シティで買うタバコは1箱1500円から2000円することになります。日本での1箱1000円議論を笑いたくなるほどの値上げです。

しかし、そのことにより、タバコが違法ドラッグ扱いになることは確実。とはいえ、タバコ密輸の問題(特に、カナダからの)などは20年以上前からあったわけで、ニューヨーク州はとっくに織り込み済みの問題かもしれません。

日本はどう対応するか。離煙がいちばんだと思うのですが。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「横浜」ご当地ソング、トップ10 | トップ | 日本長距離のホープ、北京五... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

離煙ニュース: 海外編」カテゴリの最新記事