すばらしい。どこの世界でも、若い人の活躍には胸が躍ります。
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八代弥五段、歴代最年少で優勝 朝日杯将棋オープン戦
朝日新聞 2017年2月11日19時57分
第10回朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催、協力・株式会社明治、将棋ウォーズ)の準決勝と決勝が11日、東京・有楽町の有楽町朝日ホールで指され、八代弥(わたる)五段(22)が決勝で村山慈明(やすあき)七段(32)に148手で勝ち、歴代最年少で初優勝を果たした。規定により、同日付で六段昇段も決めた。優勝賞金は1千万円。
準決勝と決勝は公開対局で行われ、約370人が訪れた。準決勝では八代五段が元王位の広瀬章人八段(30)に、村山七段が澤田真吾六段(25)に勝った。
決勝は、デビューして5年の八代五段と、昨年NHK杯で優勝した村山七段というフレッシュな顔合わせになった。八代五段が優勢を築いたが、村山七段が追い上げて終盤戦に突入。最後は八代五段が大熱戦を制した。終了図以下は▲3八同金△同桂右成以下、先手玉は即詰み。
八代五段は1次予選から5連勝して本戦入り。本戦出場者16人の中でも最年少だったが、名人挑戦権を争うA級棋士を連破するなどして、頂点に立った。
大盤解説会で解説を務めた山崎隆之八段は「八代五段は落ち着いていて、自分の読みを信じていないと指せないような手が多かった。トップクラスの棋士と同等の力強さを感じた」と話した。(村瀬信也)
《八代五段の話》 1次予選から勝ち上がり、今も信じられない。ようやく大きい結果が出た。今回の優勝を励みに、また頑張りたい。
《村山七段の話》 若くて勢いのある相手だったので、積極的にいった。負けてしまったが、納得できる内容。悔いはない。
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1次予選から本戦入りまでに5連勝。そのうえ、本戦で4連勝。つまりは、9回も一流棋士相手に負けなかったのですから、伸び盛りの若手の勢いを感じます。
しかし、こうして一度殻を破れば、どんどん強くなるのも若手の特権。八代六段には、さらに強くたくましくなってもらいたいものです。
史上最年少プロ棋士も誕生しましたし、問題続きの日本将棋連盟でしたが、若い力が盛り立ててくれそうな気がします。八代五段の前途に、乾杯!
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