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離婚可能性は、DNAで分かる?

2008年09月03日 08時38分59秒 | 時事放談: 海外編
面白い記事だと思って読んだ読売新聞記事。ところが、その後に出されたジジ通信の記事を読むと少し混乱してきました。2本続けて記録しておきます。

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男性の“離婚遺伝子”発見、「破たん」か「危機」が2倍(読売新聞) - goo ニュース

2008年9月2日(火)14:26

 【ワシントン=増満浩志】男性の結婚生活の成否に影響を与える遺伝子が、スウェーデン・カロリンスカ研究所などの研究で見つかった。

 この遺伝子には様々な型があり、うち1種類を持つ男性は、結婚が危機にひんした経験のある人が多かった。この成果は、近く米科学アカデミー紀要に発表される。

 この遺伝子「AVPR1A」は、バソプレッシンというホルモンを脳内で受け止める物質をつくる。

 スウェーデンで成人約2000人について調べた結果、この遺伝子が「334」という型の男性は、妻に不満を持たれている割合が高く、過去1年間に離婚など結婚生活が破たんしたか、その恐れのあった人の割合が、他の型の男性の2倍以上だった。女性は遺伝子型の影響がみられなかった。


遺伝子の個人差で離婚危機2倍=スウェーデン男性900人調査(時事通信) - goo ニュース

2008年9月2日(火)21:30

 草原などに生息するハタネズミ類で固定した夫婦関係(一夫一婦制)を好むかどうかを左右する遺伝子がヒトにもあり、男性ではこの遺伝子が特定のタイプの場合、そうでない場合に比べ、結婚より同居を選んでいたり、離婚や別離の危機を経験したりする確率が2倍高いことが分かった。スウェーデンのカロリンスカ研究所や米エール大などの研究チームが2日までに調査した。論文は米科学アカデミー紀要の電子版に掲載される。

 この遺伝子「AVPR1A」は、脳神経で神経伝達物質のアルギニン・バソプレシン(AVP)を受け取るたんぱく質(受容体)を生み出す機能がある。ハタネズミ類ではAVPが多かったり、受容体がよく働くタイプだったりすると、社会性が高く、一夫一婦を好むようになることが実験で確認されており、ヒトでは自閉症の発症リスクに影響する可能性が指摘されてきた。

 研究チームは、パートナーがいるスウェーデン人男性約900人を対象に、2本がペアになっている12番染色体にあるこの遺伝子の一部DNA塩基配列が特定のタイプかどうかを調査。その結果、2本とも特定タイプの男性が結婚ではなく同居している割合は32%、過去1年に離婚や別離の危機を経験した割合は34%と、2本ともそうでない場合の17%、15%の約2倍だった。 

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「2000人」と「900人」。どうしたことでしょう。前者は女性を入れた数字なのでしょうか。原典を調べるのもやや面倒。もう少し整合性があってほしいところです。

ところで、こうしたことが分かると、結婚前に染色体検査をして、自分が結婚に向いていないと思ったら結婚しないということになるのでしょう。人口動態学的にいえば、好ましくない調査ではあります。

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