「国際感覚」とは、「危機意識」のことである!ここ数日の北朝鮮ミサイル発射事件をめぐる騒動を見て、やっと日本人も気づきつつあるようです。
だからこそ、国際友好を信じる一方で、異なる文化は衝突しても交流など不可能であるという立脚点も忘れてはならないのです。さもなければ、こっぴどい裏切りに苦しむことになりかねません。
その意味で、イランのホメイニ師を怒らせた『悪魔の詩』を実名入りで安易に翻訳した方も、その方に本当の危機が忍び寄っていることを把握できなかった日本の警察当局も、やはり「国際感覚」に欠如していたとしかいいようがありません。
その翻訳者殺人事件が昨日時効を迎えてしまいました。
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「悪魔の詩」訳者殺害事件、時効が成立 (朝日新聞) - goo ニュース
2006年 7月11日 (火) 00:41
英作家サルマン・ラシュディ氏の小説「悪魔の詩」の翻訳者で筑波大助教授の五十嵐一さん(当時44)が91年7月、茨城県つくば市の同大構内で殺害された事件は11日午前0時、殺人罪の公訴時効(15年)を迎えた。
五十嵐助教授は91年7月12日朝、筑波大学人文・社会学系A棟の7階で、胸や腹などを刃物で刺され、死亡しているのが発見された。首はほぼ切断された状態だった。現場付近には27.5センチの中国製カンフーシューズの足跡が残されていた。
「悪魔の詩」をめぐっては、当時のイラン最高指導者ホメイニ師が、イスラム教を冒涜(ぼうとく)しているとして、作者に死刑宣告をしたことで物議を醸した。
茨城県警は捜査に延べ約3万4000人を投入したが、大学が夏休み中で目撃情報が乏しく、カンフーシューズも販路や製造元を特定できないなど捜査は難航した。
小野善弘・県警捜査1課長は「極めて悪質な犯行で犯人検挙に至らなかったのは極めて残念。(犯人の国外逃亡による)時効停止の可能性を考慮して今後も捜査を続ける方針」とのコメントを発表した。
五十嵐助教授の妻雅子さん(58)は「この事件は日本の社会と宗教、言論の自由やイスラムといった問題をいまだに投げかけている」と話し、「時効は来ても、私の気持ちに区切りはない。いろいろな経験を積ませてくれた15年間だった」と語った。
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殺人事件に「時効」なるものがあるだけでも、法治国家の先進国としておかしな話です。15年という期限は抜きにして、真相を明らかにする努力をこれからも続けて欲しいと願わないわけにはいきません。
そして、こうした犠牲者を出さないためにも、日本の警察は事件の発生を未然に防ぐ態勢作りに勤しんでもらいたいと思います。
世界中、狂信的な犯罪者は後を絶ちません。その被害を少なくするためには、「予防」しかないのです。悲劇を繰り返さないために、説に願います。
そして、当英語塾INDECでは常に申し上げていることではありますが、他の国への安易な関心が身の危険につながることもあることを把握した上で、留学・仕事を含めた海外渡航を考えてもらいたいと思います。
好きも嫌いもなく、自分で自分の身を守る、そのことを忘れないのが「国際人」なのです。
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INDECは、夢と希望にあふれた若者を応援しています!
公式サイト: http://indec.jp
だからこそ、国際友好を信じる一方で、異なる文化は衝突しても交流など不可能であるという立脚点も忘れてはならないのです。さもなければ、こっぴどい裏切りに苦しむことになりかねません。
その意味で、イランのホメイニ師を怒らせた『悪魔の詩』を実名入りで安易に翻訳した方も、その方に本当の危機が忍び寄っていることを把握できなかった日本の警察当局も、やはり「国際感覚」に欠如していたとしかいいようがありません。
その翻訳者殺人事件が昨日時効を迎えてしまいました。
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「悪魔の詩」訳者殺害事件、時効が成立 (朝日新聞) - goo ニュース
2006年 7月11日 (火) 00:41
英作家サルマン・ラシュディ氏の小説「悪魔の詩」の翻訳者で筑波大助教授の五十嵐一さん(当時44)が91年7月、茨城県つくば市の同大構内で殺害された事件は11日午前0時、殺人罪の公訴時効(15年)を迎えた。
五十嵐助教授は91年7月12日朝、筑波大学人文・社会学系A棟の7階で、胸や腹などを刃物で刺され、死亡しているのが発見された。首はほぼ切断された状態だった。現場付近には27.5センチの中国製カンフーシューズの足跡が残されていた。
「悪魔の詩」をめぐっては、当時のイラン最高指導者ホメイニ師が、イスラム教を冒涜(ぼうとく)しているとして、作者に死刑宣告をしたことで物議を醸した。
茨城県警は捜査に延べ約3万4000人を投入したが、大学が夏休み中で目撃情報が乏しく、カンフーシューズも販路や製造元を特定できないなど捜査は難航した。
小野善弘・県警捜査1課長は「極めて悪質な犯行で犯人検挙に至らなかったのは極めて残念。(犯人の国外逃亡による)時効停止の可能性を考慮して今後も捜査を続ける方針」とのコメントを発表した。
五十嵐助教授の妻雅子さん(58)は「この事件は日本の社会と宗教、言論の自由やイスラムといった問題をいまだに投げかけている」と話し、「時効は来ても、私の気持ちに区切りはない。いろいろな経験を積ませてくれた15年間だった」と語った。
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殺人事件に「時効」なるものがあるだけでも、法治国家の先進国としておかしな話です。15年という期限は抜きにして、真相を明らかにする努力をこれからも続けて欲しいと願わないわけにはいきません。
そして、こうした犠牲者を出さないためにも、日本の警察は事件の発生を未然に防ぐ態勢作りに勤しんでもらいたいと思います。
世界中、狂信的な犯罪者は後を絶ちません。その被害を少なくするためには、「予防」しかないのです。悲劇を繰り返さないために、説に願います。
そして、当英語塾INDECでは常に申し上げていることではありますが、他の国への安易な関心が身の危険につながることもあることを把握した上で、留学・仕事を含めた海外渡航を考えてもらいたいと思います。
好きも嫌いもなく、自分で自分の身を守る、そのことを忘れないのが「国際人」なのです。
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