夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

バーバリー、売れ残り廃棄をやめることに

2018年09月08日 08時37分37秒 | 時事放談: 海外編

これからどうやってブランド・イメージを維持していくのか、非常に興味があります。

**********

英バーバリー、在庫焼却やめます=「資源の無駄」と批判浴び

 【ロンドン時事】英高級衣料大手バーバリーは6日、売れ残った在庫の廃棄処分を取りやめると発表した。即時実施する。「ブランド保護」を目的に2017年だけでも衣料品や香水など2860万ポンド(約41億円)相当を焼却や破壊処分したことが7月に報じられ、「資源の無駄遣いだ」と世論の批判を浴びていた。

 アパレル業界では、転売を防いでブランド価値を維持するため、売れ残り商品を割引販売せず、焼却処分するケースも多いとされる。今回の動きは業界の慣行に一石を投じることになりそうだ。

 バーバリーは今後、売れ残り商品の再利用や寄付に力を入れる。同時に、ウサギやキツネといった毛皮を使った商品を取り扱わないことも表明。マルコ・ゴベッティ最高経営責任者(CEO)は「現代では、ぜいたくは社会や環境に対して責任を持つことを意味する。この信念がバーバリーにとって長期的な成功のカギだ」と説明した。 

バーバリー、売れ残りの廃棄「やめます」 寄付など拡大

バーバリー、売れ残りの廃棄「やめます」 寄付など拡大

2013年11月、北京のバーバリー店舗に陳列されていたバーバリーの財布=ロイター

(朝日新聞)

 英ブランド「バーバリー」は6日、売れ残り商品の廃棄処分を即時やめ、再利用や寄付などの拡大に努めると発表した。バーバリーは今年7月、英メディアに、昨年度だけでも2860万ポンド(約41億円)相当の衣料品や香水、アクセサリーを廃棄したと報じられ、環境保護の観点から激しく批判されていた。

 バーバリーが売れ残りを大量に廃棄していたのは、商品が横流しされて安価で出回り、ブランド価値が下がるのを防ぐためとされる。英BBCによると、最近は高級ブランドとしてのイメージの再構築に取り組んでいたという。

 バーバリーは当初、焼却処分で生じた熱を再利用するなど「責任ある方法をとっている」などと主張していた。だが、環境保護団体からは「高額な価格に反し、自社製品やそれに使われた自然資源に全く敬意を払っていない」などと激しく批判されていた。

**********

バーバリーは41億円分も廃棄しても、利益が出ていたのでしょうから、ある意味凄いことです。

その廃棄品が寄付に回ったときに、転売されないようにするのは、どう対処するのでしょう。

アパレル業界の新しい時代の幕開けといってよい決定だといえます。バーバリーの動向に注目です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 井山六冠、三星火災杯でベス... | トップ | 名古屋、2016年に引き続き、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 海外編」カテゴリの最新記事