夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

バドミントン・ファイナル、史上初めて日本人選手、男女シングルスを制覇

2015年12月15日 03時36分05秒 | 時事放談: 海外編

勉強不足でした。日本のバドミントンが、こんなに強くなっていたとは。

**********

桃田賢斗、奥原希望が優勝=日本選手シングルス初制覇―バドミントンファイナル

 【ドバイ(アラブ首長国連邦)時事】バドミントンのスーパーシリーズ年間上位8人によるファイナルは13日、アラブ首長国連邦のドバイで各種目の決勝が行われ、男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)、女子シングルスの奥原希望(日本ユニシス)がともに初優勝を果たした。

 日本選手がファイナルのシングルスで優勝したのは初めて女子ダブルスは昨年、高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が制している

 世界ランキング5位の桃田は、同6位のビクター・アクセルセン(デンマーク)を21―15、21―12で下し、同9位の奥原は、ロンドン五輪銀メダリストで同8位の王儀涵(中国)を22―20、21―18で破った。 

【バドミントン】女子・奥原と男子・桃田がアベック初V

◆バドミントン スーパーシリーズファイナル第5日 ▽女子シングルス決勝 奥原2(22―20、21―18)0王儀涵 ▽男子シングルス決勝 桃田2(21―15、21―12)0アクセルセン(13日、アラブ首長国連邦・ドバイ)

 女子シングルス決勝で世界ランク9位の奥原希望(20)=日本ユニシス=がロンドン五輪銀メダルの王儀涵(中国)にストレートで勝利。同男子で世界ランク5位の桃田賢斗(21)=NTT東日本=も同6位のビクトル・アクセルセン(デンマーク)をストレートで下し、ともに同種目で日本勢初の優勝を飾った。いずれも1次リーグから全勝でのタイトルで、来年のリオデジャネイロ五輪でのメダル獲得に前進した。

 156センチの20歳 怖いもの知らずの20歳が、五輪前年の大舞台で世界の頂点に立った。奥原が放ったバックハンドのクロスショットがコートに落ちると、大の字になって顔を手で覆った。シングルスでは日本女子初のファイナル制覇。「本当にうれしい。ジャパン、ノゾミ、と聞こえて力がみなぎった」とうれし涙だ。

 156センチと小柄だが、粘りと緩急自在なショットで相手を振り回してきた。今大会では世界女王のマリン(スペイン)ら、格上の選手を圧倒。決勝でもロンドン五輪銀メダリストに第2ゲームで9―15と苦しい状況から57回のラリーを制するなど、抜群の守備力で今大会5試合を1ゲームも落とさない完全優勝とした。

 11年に高校2年で全日本を制した逸材は、13年に左膝、14年に右膝の手術を経験。雌伏の時を耐え抜き「体の声を聞けるようになった」と筋力強化で本来の力を取り戻した。「きょうは足が止まりかけていたけど、最後まで戦い抜けた。五輪のメダルも見えてきた」。大きな自信を胸に、8か月後のリオ五輪でも頂点を目指す。

 ◆奥原 希望(おくはら・のぞみ)1995年3月13日、長野・大町市生まれ。20歳。日本ユニシス所属。小学2年からバドミントンを始め、大宮東高2年の11年全日本総合で16歳8か月の史上最年少優勝。12年世界ジュニア優勝。今季は男女混合の国別対抗戦・スディルマン杯で銀メダル獲得に貢献し、ヨネックス・ジャパンオープン優勝。156センチ、52キロ。

奥原 日本勢初シングルスV「五輪メダル見えてきた」

奥原 日本勢初シングルスV「五輪メダル見えてきた」

バドミントン女子の奥原希望

(スポニチアネックス)

 ◇バドミントン スーパーシリーズ・ファイナル最終日(2015年12月13日 UAE・ドバイ)

 奥原が世界一を勝ち取った。女子シングルス決勝が行われ、世界ランキング9位の奥原希望(20=日本ユニシス)が12年ロンドン五輪銀メダルで同8位の王儀涵(27=中国)を2―0で下し、年間女王に輝いた。男子シングルス決勝でも桃田賢斗(21=NTT東日本)がビクトル・アクセルセン(21=デンマーク)を2―0で破って初優勝。日本の男女エースが16年リオデジャネイロ五輪の前哨戦を制し、大きな弾みをつけた。

 奥原が頂点に立った。ロンドン五輪銀メダリストを相手に2―0の完勝。勝利が決まると、コート上に倒れ込み、喜びをかみしめた。「本当に凄くうれしい。(疲労で)足がきつかったので、戦い抜けて良かった」。スーパーシリーズ上位8人が集結して年間王者を決める価値ある大会で、日本勢では初めてシングルスを制して涙があふれた。

 最後まで諦めなかった。第1ゲームは相手を左右に揺さぶり、甘い返球を見逃さずに押し込むなど攻め立てた。しかし、徐々に足が止まり始め、逆転を許した。それでも20―20と追いつき、最後は鋭いスマッシュで押し切った。第2ゲームは先行されたものの、「ギアチェンジできたのは今年の改善点」と9―15から追いつき、最後は6連続得点で決めた。30回を超える長いラリーが何度も続き、座り込む場面もあったが、耐えしのいだ。

 飛躍の一年だった。高校3年で全日本総合選手権で最年少優勝を果たした“元祖スーパー高校生”。しかし、13年1月に左膝、14年4月に右膝を負傷して手術。復帰を遂げると、今年は9月のヨネックス・オープン・ジャパンでスーパーシリーズを初制覇。11月の香港オープンでフットワークの感触をつかみ、今月6日まで行われた全日本総合選手権で2度目の日本一に返り咲いた。

 完全優勝。1次リーグから5戦全てでストレート勝ちし「自信になる」。しかも世界1位で世界選手権2連覇のマリン(スペイン)を2度倒しての頂点は大きな価値がある。これまでは18歳の山口茜(福井・勝山高)が目立つことが多かったが、名実ともに日本のエースとなり「充実して一年を締めくくれた。五輪のメダルが見えてきた」。五輪の表彰台へ、希望の光が差し込んできた。

 ◆奥原 希望(おくはら・のぞみ)1995年(平7)3月13日、長野県大町市生まれの20歳。6歳からバドミントンを始める。仁科台中―大宮東高を経て、13年日本ユニシス入社。11年全日本総合女子シングルスを最年少の16歳8カ月で制した。12年世界ジュニア選手権優勝。15年スーパーシリーズのヨネックス・オープン・ジャパンで初優勝。1メートル55、52キロ。
 

【バドミントン】陣内さん、SSF日本勢アベックVの快挙を祝福

 元バドミントン選手で現在はキャスターとして活躍している陣内貴美子さん(51)が14日更新のブログで、バドミントンのスーパーシリーズ・ファイナル(SSF)で男女シングルスで初優勝した日本勢の快挙を祝福した。

 陣内さんは「過去のこの大会で優勝しているのは、男子はマレーシアと中国、女子は香港、マレーシア、中国、台湾のみ。そこへ男女アベック優勝の快挙は、日本の世界トップレベルの力を証明するものといえるでしょう」と興奮さめやらない様子でつづった。

 ロンドン五輪銀メダリストの王儀涵(中国)をストレートで破った女子の世界ランク9位・奥原希望(20)=日本ユニシス=については、「正確で素早いフットワークと、それが支える鉄壁のレシーブ力」を勝利のポイントをあげ、「決勝の対戦相手・王儀涵選手は、どこに打っても返ってくるラリーをいやがり、明らかにばてていました」と分析。

 デンマークの世界6位ビクトル・アクセルセンにストレート勝ちした同5位の男子・桃田賢斗(21)=NTT東日本=に対しては、「攻守に穴がなく、特にネットプレーは世界屈指の技術を持っている天才」と絶賛した。

 奥原は埼玉・大宮東高校2年時に、史上最年少の16歳8か月で全日本女王になっただけに、「元祖スーパー高校生といわれながら、このところ後輩の山口茜選手ばかりが注目されるのを『なにくそ』と思っていたことでしょう」と後輩の心情を推し量った。

 現役引退後もバドミントンの普及に務めている陣内さんは、「世界一のタイトルは、ファンにとって、一足早いビッグなクリスマス・プレゼントになりましたね。桃田選手、奥原選手!ステキなプレゼントをありがとう!!」と締めくくっている。

男女ともリオ五輪に弾み バドミントンSSファイナル

男女ともリオ五輪に弾み バドミントンSSファイナル

男女シングルスで初優勝し、笑顔を見せる桃田(左)と奥原

(朝日新聞)

 バドミントンのスーパーシリーズ(SS)の年間トップ8によるファイナルで、日本勢が男女のシングルスを初めて制した。男子の世界ランキング5位の桃田賢斗(21)=NTT東日本=と、女子の世界ランキング9位の奥原希望(20)=日本ユニシス。ジュニア時代から世界と渡り合ってきた同世代2人は、リオデジャネイロ五輪に向けて貴重な経験を積んだ。

 13日の決勝で桃田は世界6位のビクター・アクセルセン(デンマーク)、奥原はロンドン五輪銀メダリストの王儀涵(中国)をともにストレートで破った。桃田は左足に違和感、奥原は風邪気味とベストコンディションではなかったが、「優勝のチャンスを逃したくなかった」と2人。大舞台での勝負強さは共通の武器だ。

 日本バドミントン協会が年代別のナショナルチームを整備したころに見いだされた2人だ。早くから集中的な強化合宿や海外遠征を経験してきた。高校生だった2012年には2人同時に世界ジュニア選手権で優勝し、この大会を制した最初の日本選手となった。さらに世界トップクラスの選手が集うSSファイナルの優勝で、奥原は「五輪のメダルが見えてきた。感触がつかめた」と話す。

 SSや世界選手権など多くの大会は負けたら終わりのトーナメント。SSファイナルと五輪だけが総当たりの1次リーグと決勝トーナメントで競うため、大会中に同じ相手と2度戦う可能性がある。今大会で桃田は決勝で戦ったアクセルセン、奥原は世界女王のカロリナ・マリン(スペイン)と2試合して2連勝。桃田は「1回やったうえで、さらに作戦を立ててうまく戦えた」。収穫の多い大会になった。(ドバイ=清水寿之)

**********

すごいですね、男女シングルスを同時制覇するとは。桃田選手も奥原選手も、本当にすばらしいです。

そういえば、フィギュアスケートの羽生選手も抜群の強さだし、卓球も強い。バドミントンは、この快挙。これまでやや影の薄いマイナースポーツというイメージでしたが、もはやとても馬鹿にできません。来年のオリンピックが楽しみです。

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 木下ゆうかという大食い天使... | トップ | 寂寞、中村吉右衛門の『鬼平... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時事放談: 海外編」カテゴリの最新記事