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聖火護送リレーと愛国心

2008年04月30日 08時30分25秒 | 時事放談: マスコミ編
分からないじゃないけれど、中途半端な論調。日中韓朝のどれがよいか、はっきりさせるべきでしょう。

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【政論探求】聖火リレーに見る「国家像」(産経新聞) - goo ニュース

【政論探求】聖火リレーに見る「国家像」
2008年4月29日(火)08:15

 26~28日、長野、ソウル、平壌で北京五輪の聖火リレーが行われた。比較してみると、なるほど国柄の違いはあるものだ。

 ソウルではあちこちで激しい衝突が起き、報道陣に負傷者も出た。中国人留学生1万人以上が押しかけたという。

 長野と同様、警察当局の完全護衛のもとで行われたが、負傷者4人、逮捕者6人の長野のほうが平穏だったような印象を受ける。日本の警察当局はこの種の警備能力が高いということか。

 韓国では脱北者強制送還に対する反中感情が強いという。それが日本とはやや違うところで、長野よりも激しい抗議活動となったのは、激しやすいといわれる国民性とそうした事情のためか。

 だが、なんといっても数十万人の「市民」が沿道を埋めて大歓迎した平壌の異様さは格別だ。当局が強制的に駆り出したのは当然だろうが、北朝鮮特有の「一糸乱れぬ」光景はそら恐ろしさを覚える。

 言論、表現の自由などまったくない全体主義国家の聖火リレーとはこういうものか。もっとも、聖火リレーは1936年のベルリン五輪でヒトラーが始めたのだから、同種の国家では得意芸なのではあろう。

 「スポーツと政治は別」などというのは建前だけの空論であって、国威発揚が最大の狙いであることはいまさら言うまでもない。五輪はスポーツを使った国際政治のぶつかり合いの場である。

 それにしても、長野にも中国人留学生3000~4000人が集結したのは、中国当局の指示もさることながら、「愛国心」をめぐる彼我の違いを突きつけた。

 仮に、まったく逆の状況が起きて、日本が国際社会から非難されているような場合、日本人留学生が日の丸を持ち大挙して集まるだろうか。だいたいが、そうしたケースで、日本政府が「理性的愛国心」の発動を留学生たちに訴えることに踏み切るとは思えない。

 「自由と民主主義」の日本には、そういう発想そのものがない。その「健全度」を評価すべきか、それとも、愛国心の基本的欠落を嘆くべきか。

 聖火リレーは、「国家」とはどういうものかを考えさせる機会を与えてくれたようにも思える。

(客員編集委員 花岡信昭=ご意見などは次のブログへどうぞ)http://hanasan.iza.ne.jp/blog/

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攻撃的な民族主義をもっているかどうかが「愛国心」をもっているかどうかにあたるかどうかという議論はさておき、国威発揚目的の聖火護送リレーに対する加熱ぶりの異常さは目を覆わんばかりです。

こうした当然の見方を日本ができるということは、アジア諸国の中でも日本が健全である証拠でしょう。国を愛する気持ちと聖火護送リレーに対する偏愛とは同じではないと思うのですが。

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