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英国五輪委員会の緘口令に、大反対

2008年02月11日 09時20分42秒 | 時事放談: 海外編
面倒なことは嫌だとイギリスのオリンピック委員会までが事なかれ主義になっているのに、ショックを禁じえません。

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北京での政治的発言を禁止=英五輪委が選手に―日曜紙(時事通信) - goo ニュース

2008年2月11日(月)00:55

【ロンドン10日AFP=時事】10日付の英日曜紙メール・オン・サンデーは、同国オリンピック委員会(BOA)が北京五輪に出場予定の英国選手らに対し、五輪期間中、人権など政治的に微妙な問題についての発言を控えるよう求める方針だと報じた。こうした規定を盛り込んだ誓約書に署名させるという。

 同紙はまた、BOAが署名を拒む選手の中国行きを許さず、また誓約を破った場合は帰国させることも明らかにしたと伝えた。

 国内通信社PAによると、BOAスポークスマンは同紙の報道を否定せず、選手には五輪を発言する場として利用してほしくないと語った。ただ同スポークスマンは、選手によるコメントや議論を差し止めようとしているのではないと述べ、質問を受けてそれに答えるのは構わないと語ったという。

 一方、メージャー内閣で閣僚を務めたデービッド・メラー氏は、BOAのこの方針について、英国選手が中国の体制について正当な批判をするのをやめさせようとする卑しい試みだと批判した。〔AFP=時事〕

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スポーツ選手でも、一市民。自分の考えをきちんと表明することを止められる理由はどこにもありません。ましていわんや問題噴出の中国で開催されるオリンピック。世界中の人が何かを中国共産党に伝えたいと思っても不思議ではないでしょう。

もちろん、選手に生命の危険が迫るようでは話になりません。他の国で許されることが中国ではだめというようでは、とてもオリンピックを開催する資格はないのです。

中国でトラブルが起きるとしたら、それは中国政府の責任。まずは言論の自由が保証される民主主義的政府かどうか、見極めればよいのです。

イギリス選手への緘口令、もってのほかです。

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