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アメリカの成人喫煙率、14.9%に下がる

2015年11月29日 07時14分42秒 | 離煙ニュース: 海外編

アメリカ、がんばっています。立派なものです。

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米国成人の喫煙率が最低水準、14.9% CDC
CNN 2015.11.28 Sat posted at 17:04 JST

(CNN) 米疾病対策センター(CDC)は28日までに、米国成人の喫煙者の比率が今年1~6月の上半期では14.9%となり、1997年の統計開始以降では最低水準に落ち込んだとの暫定調査結果を発表した。97年は24.7%だった。

CDCが今月13日に公表した2014年通年の記録では、成人の喫煙者は16.8%だった。今回の調査結果はCDCの健康関連問題の統計部門がまとめた。

喫煙者の比率は2020年までに12%もしくはそれ以下の水準に落ち込むとの見方もある。

CDCのトム・フリーデン所長は今回の調査結果について、励みになる材料になるとしながらも喫煙は依然、米国で防止可能な死因の首位にあると指摘。成人の喫煙者人口は約4000万人おり、禁煙を決断しなければ約2000万人が早期に死亡する恐れがあると警告した。

所長によると、喫煙者人口は1997年から2004年までの間、減少基調を維持していた。その後、09年までは横ばい状態が続き、同年以降に再度、減少の傾向が続いていた。09年にたばこ関連税が引き上げられ、米食品医薬品局(FDA)によるたばこ規制が本格化したこととの関連性に注意を向けた。

また、CDCが12年から始めた図式を盛り込んだ反喫煙事業の展開は約1万6000人の喫煙者の早期死去を防いだことにも言及した。喫煙の害悪に関する一部の調査研究は禁煙措置は一定の成果を挙げているとも報告している。

CDCの暫定調査結果によると、喫煙者は女性より男性が多い。年齢別には18~44歳層の16.3%、45~64歳層の16.7%が吸い、65歳以上より多い比率となっている。人種別では白人が17.1%、アフリカ系(黒人)17%、ヒスパニック9.7%となっている。

同所長は、喫煙者の約80~90%は子どもの時からたばこに手を出し、大半は禁煙を決め、挑戦もしていると指摘した。同時に、電子たばこや規制されていない水たばこなど新たな形態の喫煙具が広まっていることを懸念し、子どもを含めてたやすく入手可能となっている現状に危機感を示した。

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日本の成人喫煙率よりも、10%以上低い数字です。それだけ喫煙被害の深刻さをアメリカ人が受け入れ、積極的にタバコと縁を切っているということです。日本のように、政治家がJTを応援する国とは違います。マイケル・ブルームバーグのような、強力な政治家も禁煙運動を後押ししていますし。

ともあれ、JT・既得権益にしがみつく政治屋・財務省を始めとする官僚たちに躍らされて、病気になって苦しむのは最悪です。日本政府には、スモーカーにタバコをやめさせるようにしろと要求するつもりはありませんが、禁煙になっている公共の場で煙を巻き散らすルール違反のスモーカーたちへの取り締まりは厳重にやってもらいたいと願います。

日本でも、子供を含め、7割以上の国民がタバコを吸わないのです。その人たちが受動喫煙被害に遭うのは、かないません。タバコを吸わない離煙派の権利も確保してもらわないと。

ああ、アメリカがうらやましい!


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